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人類は長い間、温かい血液のおかげで真菌の感染から守られてきた。しかし、気候変動がそれを台無しにするかもしれない。近年、カエルツボカビ症が世界中の両生類に壊滅的な打撃を与えているように、地球温暖化が進めば、真菌感染に耐性をもっていた温血種の生物にも感染が拡がる可能性がある。すでに世界では、毎年3億人以上が深刻な真菌感染症にかかっている。人類は、真菌類という地上で最大の王国についていまこそ学ばなければならない。