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デベロッパーのBlue Isle Studiosは1月12日、オンラインマルチプレイ対戦FPS『LEAP』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2月に早期アクセス配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『LEAP』は、最大60人のプレイヤーに対応するオンラインマルチプレイ対戦FPSだ。各プレイヤーはLEAPと呼ばれる傭兵となり、地球防衛多国籍連合(UEDC)と反逆集団エクソテランという、2つの陣営のどちらかに所属して戦う。

キャラクタークラスは4種類で、それぞれの固有のエクソスーツによるアビリティなどを備える。まず、Pathfinderはオールラウンドタイプのクラスで、あらゆる戦況に対応できるという。Titanは重装備による高火力を誇る一方、ジェトパックでの飛行も可能。Wraithはステルス性・俊敏性に優れ、長射程の武器をもつ。そしてTech Opsはタレットを設置できるほか、チームメイトのアビリティのリペアもできるサポートタイプのクラスだ。

各エクソスーツには、戦況をひっくり返すようなアビリティが搭載されている。たとえば、軌道上から発射するオービタルレーザーや、一時的に攻撃から身を守るサポートシールドの展開といった、強力なアビリティが紹介されている。プレイヤーやクラスのレベルを上げることで、武器やアビリティをアンロックしたり、熟練度をアップさせたりできるそうだ。

マップには、雪山や森林地帯、オアシスのある砂漠地帯など、異なる環境を用意。かなり広大なマップとなるようだが、各プレイヤーは固有の車両を呼び出すことができ、素早く移動可能だ。ホバーボードや、機械のヘラジカ、空飛ぶ浮き輪といったユニークな車両が確認できる。また、高所への移動に役立つグラップリングフックやダッシュなど、各キャラクターは機動性の高い基本能力ももつ。

ゲームモードなど試合形式の詳細はまだ明かされていないが、こうした各アビリティや車両などを駆使し、チームメイトと連携することが求められるとのこと。また、マップ内には“コントロールポイント”が存在するという記述もみられることから、特定のエリアでの攻防が展開することになりそうだ。

そして試合での報酬には、エクソスーツや車両、武器用の特殊スキン、ヘルメット用の絵文字などが用意。傭兵キャラクターを自分好みにカスタマイズすることができる。相手を挑発したりできるエモートのようなものも入手できる模様である。

早期アクセス配信開始時には、ゲームのコア部分は完成した状態にあり、先述した4種類のクラスや、6種類のマップを収録。ゲームモードもさまざま用意されるという。ゲームモードおよび対戦人数によって、各マップのレイアウトや広さが変わるそうだ。このほか、アンロック可能なコスメアイテムや、クラスごとの進捗システム、チャレンジ、リーダーボード、パーティなどの機能も利用可能だとされている。

正式リリースまでは12か月程度を予定。この間に新たなマップやゲームモード、クラス、武器、アビリティなどを追加し、バグ修正やバランス調整、安定性の向上などもおこなっていくとしている。また、Modへの対応も予定しているとのこと。

本作を手がけるBlue Isle Studiosは、ホラーゲーム『Slender: The Arrival』やアクションアドベンチャーゲーム『Valley』、オープンワールド魔法サバイバルアクションゲーム『Citadel: Forged with Fire』といった作品で知られるデベロッパーだ。新作『LEAP』においては、マルチ対戦FPSという競合ひしめくジャンルに挑戦することとなるが、シューターとしての基本を押さえたうえで、マップ内を縦横無尽に飛び回れる高い機動性や、ちょっと笑えるような車両などのユーモアをもって、独自性を出していくようだ。

『LEAP』は、PC(Steam)向けに2月に早期アクセス配信予定だ。1月19日からはクローズドベータテストが予定されており、公式サイトにて参加者を募集中。興味のある方は応募してみてはいかがだろうか。


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