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「生物多様性の父」と呼ばれる生物学者E. O. ウィルソンは遺作となった著書『Half-Earth』において、世界の昆虫(ひいては他のすべて)を守るためには地球の50%を「不可侵の保護区」として確保するしかないと主張した。昆虫種の99.9%については「いまだ何もわかっていない」一方で、それがいまや地球環境にとって危険なほどに減少していることはさまざな調査で判明している。『6度目の大絶滅』の著者エリザベス・コルバートのレポート。