パブリッシャーのDaedalic Entertainmentは12月17日、Cogwheel Softwareが手がけるSFサバイバルホラーゲーム『Hidden Deep』の早期アクセス配信を、PC(Steam)にて2022年1月24日に開始すると発表した。日本では時差により1月25日配信となる。
『Hidden Deep』は、「エイリアン」や「遊星からの物体X」、また『Half-Life』といった1980〜90年代の映画やゲームから影響を受けるSFサバイバルホラーゲームだ。プレイヤーは、行方不明の研究者を捜索する救助隊の一員となり、海底よりさらに深い地中に存在する研究採掘施設に降り立つ。この場所では、未知の性質をもつ奇妙な異常が認められ、研究者グループが調査に乗り出すも、681日後に突如連絡が途絶えてしまった。ここで何が起きたのかを確かめ、生存者がいれば救出することがプレイヤーに与えられた任務だ。
本作は、シングルプレイのストーリーモードと、ランダム生成されるステージにてさまざまなミッションに挑む、ソロあるいは協力プレイのチャレンジモードを収録。ストーリーモードでは、プレイヤーは救助隊のリーダーとして、NPCの仲間3人に指示を出しながらプレイするようだ。
地底には研究施設のほか広大な洞窟が存在し、鉤縄やジップラインなどの装備を駆使しながら探索していく。また、壁や地面を掘り進めることで、新たなルートが現れることも。スキャナーで壁の向こうを調べ、空間がありそうな場所に向かって爆発物や重機で掘っていくのだ。掘削機が目的の場所まで移動できるように、橋をかける専用の重機なども登場する。
救助隊員たちはごく普通の人間であり、高所から落下したりなどすると大怪我を負ってしまう。また、地盤が脆い場所も存在するようで、探索における装備の使用や、重機の扱いには細心の注意が求められる模様である。
そして、この地底には謎のモンスターがさまざま棲息し、人間を襲うようだ。トレイラーでは、飛行するモンスターの大群に襲われたり、突然現れた異形の生物に喰われたりするシーンがみられる。また、生存者を発見し救助を試みたかと思えば、その人物がモンスターであることも。人間が仲間を裏切るようなこともあるそうだ。容赦のないゴア表現で人間を死に追いやる。本作ではそうしたモンスターと戦いながら、探索を進めていくのだろう。
早期アクセス配信開始時には、ストーリーモードでは序盤のステージを複数収録。最終的には20時間を超えるボリュームになるとのこと。また、開発を進めるなかで、新たなモンスターやレベルエディタなどのコンテンツが追加されていく。一方チャレンジモードについては、画面分割によるローカル協力プレイを実装し、リプレイ性の高いゲームプレイを楽しめるそうだ。オンラインプレイは、早期アクセス期間中に実装するとしている。
『Hidden Deep』は、PC(Steam)向けに2022年1月25日に早期アクセス配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。また、現在ベータテストが実施されており、Steamのストアページの「Hidden Deep Playtestに参加」から応募できる。ちょうど本日アップデートが実施され、協力プレイを試せるようになったそうだ。ベータテストは、日本時間の2022年1月4日午前3時まで実施される。
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