キューバでも起きたソーシャルメディアの遮断は、「バラバラなインターネット」の到来を予見している

キューバで国民による反政府デモが活発化するなか、ソーシャルメディアの利用を遮断するといったインターネットのアクセス制限が起きた。いまやネット利用の制限や規制、検閲は主に独裁政権によって常態化しつつある。こうした動きが加速すれば、“自由な空間”だったはずのインターネットが理想と真逆の「バラバラな世界」になりかねない。

ヤフーなどIT各社、ニュース配信「品質向上」に注力

 IT各社が、配信するニュースの品質を向上させる取り組みを加速している。読者の意見を反映させる仕組みや専門家によるニュース選び、多様なニュースを読ませる最新技術など、さまざまな工夫を凝らしている。読者にじっくりと読まれる品質の高いニュースほど、広告の効果も高まる関係にあるといい、新聞社などニュースの配信元との連携を模索している。…

土石流災害、「避難指示」発令時期の難しさ 一本化が避難遅れ招く

 今月起きた熱海の土石流災害では、熱海市が「避難指示」を出さなかったことが住民の避難の遅れを招き、被害拡大を招いたとの指摘が出ている。政府は5月、効果的な避難を呼びかけるため「レベル4」に相当していた「避難勧告」と「避難指示」を、「避難指示」に一本化したばかりだが、専門家は「逆に心理的な抵抗につながった可能性がある」と指摘する。…

コンヴィヴィアルなAIと、自転車の(意外な)歴史:SZ Newsletter VOL.91

かつてスティーブ・ジョブズがパーソナルコンピューターを「知性の自転車」に喩えたように、イヴァン・イリイチ以来、自転車は人間にとっての「コンヴィヴィアルな(ちょうどいい)道具」とされてきた。でもその歴史にはひとひねりがある。果たして人工知能(AI)は自転車のようなコンヴィヴィアルなテクノロジーとなりえるのだろうか? SZメンバーシップの今週のテーマ「AI」を「コンヴィヴィアル」という視点から読み解く編集長からのニュースレター。