電子部品の使い残しをX線で瞬時に数える、多品種少量生産で再利用、OKI本庄工場

 OKI(沖電気工業)でEMS(電子機器の製造受託サービス)を手掛けるEMS事業部は、生産拠点であるOKI本庄工場で、リールに巻かれた微細な電子部品をX線で数える計数装置を導入したと明らかにした。今後、電子化した在庫棚と連動させ、生産計画と使い残し数を照合し、生産現場で欠品が出ないように払い出すシステムを構築する考えだ。…

三菱電機、6度目の検査不正で社長辞任へ、「製品さえ良ければ」、現場の論理独走か

 三菱電機で再び品質不正問題が発覚した。同社長崎製作所(長崎県時津町)で、[1]鉄道車両向け空調装置と[2]同空気圧縮機ユニットの検査において不正があったと社内調査で判明。定められた検査を行わない、品質データをねつ造するなどの行為が見つかった。…

生協がアジャイル開発に取り組むわけ、開発標準の作成にも着手

 日本生活協同組合連合会がアジャイル開発を取り入れたシステム開発に力を入れている。2021年4月には、アジャイル開発の手法を初めて本格的に採用して作った注文サイトの運用を開始。2021年夏から作成を始めたデジタルトランスフォーメーション(DX)プロジェクトのためのシステム開発標準にもアジャイル開発を取り入れる。…

「現場力で勝負すれば日本は勝てる」、日科技連元会長・坂根氏が語る品質と経営

 品質という優位性が失われつつある―。製造業の現状に危機感を抱く経営者らの声を受けて、日本科学技術連盟(日科技連)が2017年に立ち上げた「品質経営懇話会」。発足以来、日本の「品質」と「経営」について議論を重ね、20年6月にその内容をまとめた「品質経営懇話会 第1次報告書」を公開している。同会委員長で日科技連元会長の坂根正弘氏に、日本の製造業における品質と経営の課題と処方箋について聞いた。…

ロボットなしでタイミング通りの部品供給、2000万円節約したパナ新潟工場

 パナソニック ライフソリューションズ社の新潟工場(新潟県燕市)は、部品供給を省力化する装置「からくりインバータ」を製作して活用している。同からくりを導入しているのは、天井に取り付けて使うLED照明(ベースライト)の生産ラインである。詳細は後述するが、ベースライトの自動組立機にプラスチック製のカバー部品を自動供給する役割を果たしている。「からくり改善くふう展2020」でアイデア賞を受賞した。…

鳥人間や小型衛星にも挑戦、工学も科学もできる次代の技能者育成

 日本の製造業の競争力を支えてきた熟練技能者の高度な技能や技術の習得には長い時間がかかる。そのため次世代を担う若者たちの中で技能者を志す者の数は伸び悩んでいる。そこで、より実践的な教育によってものづくりの即戦力となる人材を育成しようとしているのが、全国初の公設民営学校として2016年に設立された愛知県立愛知総合工科高等学校の専攻科だ。…