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 【モスクワ=小野田雄一】ロシアで20日、19日までの3日間に投票された下院選(定数450)の開票作業がほぼ終了し、プーチン政権の与党「統一ロシア」が定数の3分の2にあたる300議席以上を獲得して勝利する見通しとなった。プーチン大統領や統一ロシアの支持率低下が伝えられてきたが、プーチン氏が終盤に特定層への一時金支給などを発表し、てこ入れした。2024年の大統領選に向け、政権は強い支持基盤を誇示した形だ。