国内の個人ゲーム開発者Pico Gamesは12月12日、『ウィッチエクスプローラー』を12月21日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内テキストは日本語/英語/スペイン語/中国語(簡体字・繁体字)に対応する。 『ウィッチエクスプローラー』は、魔法使いの少女が精霊を設置して魔物と戦う、タワーディフェンス&シューティングゲームだ。本作の主人公であるティアの一家は、魔法道具店を営んでいた。しかし、ティアが幼い頃に両親が死亡。以降、魔法道具店は知人が経営していたが上手くいかず、借金のかたとして住居や魔導書が差し押さえられてしまう。 世界には、魔物たちが生息する秘境「帰らずの横穴」が存在し、内部には手つかずの財宝が眠っているという。魔法使いであるティアは、魔法を使って秘境を探索し、財宝で借金を返そうと画策。前作『ドールエクスプローラー プロローグ』でティアが生み出した魔法生命体のドールも登場し、2人の財宝探しの冒険が描かれる。 帰らずの横穴を訪れたティアとドールは、さまざまな能力を持った精霊と力をあわせ、魔物たちと戦っていく。本作では、道をたどって魔物たちがやってくる。ティアは、迫りくる魔物たちに対して、マナを使って精霊を設置。精霊たちは、タワーディフェンスゲームのタワーのように、敵を自動的に攻撃してくれる。精霊ごとの特性などを活かして魔物を倒し、青い精霊マァトを守るべく立ち回るのだろう。 また本作には、シューティングゲームの要素も取り入れられており、ティアは魔物に対して直接攻撃できる。一方、強力な魔物側も、ティアに対して攻撃を仕掛けてくる。敵の攻撃を避けながら魔法を打ち込み、同時に精霊を設置して殲滅力を増すなど、シューティングゲームとタワーディフェンスが並行して展開されるわけだ。 マナは、新たな精霊の設置以外に、設置済みの精霊の強化にも使用可能。シルフは跳弾による追加ダメージ、ボルトは短時間の停止など、精霊のレベルが上がると追加能力を獲得し、強くなるそうだ。また、ティア自身を強化するタワーを使用すると、マナを消費する強力な攻撃が繰り出せる。用途の幅広いマナをどう扱うかが、攻略上重要になりそうだ。コンテンツとしては、7種類の精霊と8体のボス、精霊を強化するための素材収集要素などが搭載。動画を見る限りでは、ボス戦では通常ステージとは違った戦いが展開されるようである。 本作を開発しているのは、国内の個人ゲーム開発者Pico Gamesだ。Steamでは、『ドールエクスプローラー プロローグ』を2021年1月に無料公開。プレイヤーからは、主にデフォルメされたキャラクターの可愛らしさなどが評価され、ユーザーレビューのスコアは「非常に好評」となっている。ストアページによると、本作ではストーリーに力を入れているといい、少女たちの物語にも期待できそうだ。またPico Gamesは、制限時間内にデブリを集めるアクション『ただいま宇宙清掃中!』や、襲ってくるコを撃退するSTG『ロコロコ宇宙大戦争』など、unityroomで小規模なフリーゲームも公開している。 『ウィッチエクスプローラー』は、Steamにて12月21日に配信開始予定。デジタルアートブックも発売予定となっており、キャラクターやモンスターの設定画、ボスイラストなどが収録されているそうだ。 著者: ” — [source_domain] ”
見下ろしオープンワールド・スキー/スノーボードゲーム『Grand Mountain Adventure: Wonderlands』発表。広大な雪山を自由気ままに滑る –
パブリッシャーのMicroidsは12月10日、Toppluvaが手がけるスキー・スノーボードゲーム『Grand Mountain Adventure: Wonderlands』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、2022年前半配信予定。 『Grand Mountain Adventure: Wonderlands』は、オープンワールドの雪山にてスキーやスノーボードを楽しめるスポーツゲームだ。モバイル向けに配信され人気を得ている『Grand Mountain Adventure』をベースに、グラフィックのアップグレードや、コントローラー/キーボード操作のサポート、ローカルマルチプレイ対応、そして新たな雪山の追加などをおこなっているという。 本作には9種類の雪山が収録。世界各地の雪山をモチーフにしているようで、それぞれ特徴的な環境をもっている。そしてオープンワールドで表現され、プレイヤーはスキーかスノーボードを選択し、正規のコースからバックカントリーまで自由に滑ることができる。リフトがあちこちに設置されており、滑り降りたらそれに乗って登ることになる。 本作は、滑り降りる先の上空から見下ろすような俯瞰視点を採用。周囲の環境を広く見渡しながらプレイすることとなる。広大な雪山を滑るなかでは、各所に点在するチャレンジを発見し挑戦することもできる。指定のコースにて回転競技をしたりスノーボードクロスをしたり、あるいはビッグエアで技を決めたりなど、150種類のチャレンジが存在。タイムやスコアが計測され、ほかのプレイヤーと競うことができる。スピンやフリップ、グラブなど、多彩な技を決めることができる模様である。 また、雪山にはさまざまな隠し要素が存在し、報酬を得ることもできるという。そうした要素を探して、雪山の隅々まで探索することも楽しみ方のひとつといえそうだ。マルチプレイはローカルのみの対応となるが、チャレンジだけでなく、フリーローミングも一緒におこなえるとのこと。 『Grand Mountain Adventure: Wonderlands』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに2022年前半配信予定だ。Steamのストアページによると、本作は日本語にも対応するようである。 前の記事ファンタジーRPG『Edge Of Eternity』来年2月に日本語音声実装へ。国内PS4/PS5版発売の可能性高まる 次の記事言葉のないアドベンチャーゲーム『A Memoir Blue』2022年2月10日配信へ。手描き絵と3Dの中で蘇る、かつて愛していた母親との記憶 国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。 著者: ” — [source_domain] ”
ブラジル発、難しおもしろい“死にゲーSFアクションRPG”「Dolmen」プレビュー版を先行プレイ –
ブラジルのゲーム開発スタジオMassive Work Studioが手掛けるアクションRPG「Dolmen」を一言で表現すると「激ムズSF死にゲーアクションRPG」だ。2022年内発売予定で、価格は未定。対応プラットフォームはプレイステーション 5/4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC。 本作は、いわゆる“ソウルライク”ゲームである。つまり何度もプレイして、何度も死んで敵の配置や攻撃パターンなどを覚えて少しずつ進んでいくゲームだ。 【Dolmen – ゲームプレイトレーラー】 この道にはこの場所で敵が降ってくる、この辺りにいると遠くから敵の飛び道具が飛んでくる、曲がり角すぐに敵が待ち構えている……。筆者もプレイしながら数多の死を乗り越え、危険なポイントを覚えながらゲームを進めてきた。 本作の難易度は高い。それは開発元の意図通りでもある。だがその難易度の高さゆえにアドレナリンは全開で、自分の神経が研ぎ澄まされていくのを感じる。そうして死地を乗り越えていく快感、それこそがソウルライクの魅力である。だが本作はソウルライクを愛しつつ、独自のシステムを盛り込んだ作品だと感じた。今回は本作の序盤を収めたプレビュー版に触れることができたので、そのプレイレポートをお送りしたい。 シビア、だが骨太な手触りが注目のアクションRPGだ シビアなリソース管理が重要になるハードコアアクションRPG まずは世界観について簡単に紹介する。人類が複数の惑星を植民地化し、民間企業が軍事的・技術的な優位性を求めて争っている宇宙。「ゾアン社」は遺伝子が組み替えられた人間「ドリラー」を「惑星レヴィオン・プライム」送り込み、研究を進めていた。 しかしレヴィオン・プライムの採掘現場で、異次元に繋がる裂け目が出現してしまう。裂け目は脅威となり、プレーヤーはこれを止めるために敵対生物との戦いに身を投じていく。そのためには、惑星と謎のクリスタル「ドルメン」の秘密を明らかにしなくてはならない……。 アクションRPGとなる本作は、ゲームシステム自体はややこしくなく、すんなりと遊び始めることができる。両手に持った武器を使い分けながらステージの奥を目指して敵を倒しながら進んでいく。最奥部にはボスが待ち受けており、そのボスを倒すと1ステージがクリアできるという具合だ。 武器はキャラクターメイク時にいくつかのプリセットから選択できる。剣と盾を両手に構え、防御と攻撃を堅実に重ねていくスタイルがあれば、大きな剣を両手に持ち、大振りだがダメージ重視でプレイすることもできる。持っている武器によって戦い方が異なるので、自分のプレイスタイルにあわせたセレクトをしたい。筆者はオーソドックスな戦い方で進めたかったので、標準の片手斧とハンドガンを使うスタイルを選択した。 何タイプか武器の異なるキャラクターが用意されているので、それらから選んでゲームを始める このスタイルが非常に良いのは遠距離、近距離の両方の戦い方に対応していることだ。近くの敵は片手斧で処理していき、遠くに見える敵はハンドガンで撃ってチクチクと体力を削ることができるといった具合だ。ハンドガンはそれだけでなく遠方で待ち受けている敵をおびき寄せるのに使うこともできる万能武器なのだ。 本作には体力のほかにスタミナとエネルギーという概念がある。走ったり攻撃をするにはスタミナを使い、銃や体力の回復のためにはエネルギーを使う。銃で消費した分は徐々に回復していくが、体力の回復に使用した分はアイテムを使わないと戻らない。アイテムも持てる数が限られているので、シビアなリソース管理が大切なゲームだ。 またユニークなのがエネルギーを消費して武器に特殊な属性をまとわせることができることだ。敵モンスターには弱点属性という概念があり、弱点属性の攻撃を当てるとダメージを多く与えることができるのだ。特にプレイできたステージの雑魚敵は氷が弱点の敵が多く、筆者が選択したキャラクターは氷のオーラを纏うことができるので非常に相性が良かった。だが今後ステージが進んでいくと別の属性が弱点の敵モンスターなども出現するだろうし、属性の使い分けなども重要になっていくのかもしれない。 そしてステージ上にはいくつか「ビーコン」と呼ばれるセーブポイントのようなものがあり、途中で死んだりするとそこから再復活してステージを再開できる。またビーコンからは拠点になる宇宙船にテレポートすることができ、宇宙船では経験値を消費してレベルを上げたり、素材を使って装備のクラフトなどができる。 これがビーコンだ。中間セーブ地点のようなもので、死んだときはここから復活できるし、拠点になる宇宙船にワープできるポイントでもある 経験値やクラフト素材が溜まっていれば宇宙船でキャラクターをアップグレードできる シビアなのが死んでしまった時だ。ステージ上で死ぬとそこまでで獲得した経験値やクラフト素材などをすべてその場に落としてしまう。復活してそのポイントまで行くと回収できるのだが、回収する前に再度死んでしまうと最初に入手したものはすべてロストしてしまう。 死ぬとその場に経験値やクラフト素材などすべてを落としてしまう。なんとか回収できればよいのだが、回収前にもう一度死んでしまうと完全にロストしてしまう 一見理不尽、だが突破口が見えるとそれが逆に快感に ゲーム最序盤、チュートリアルが丁寧なので立ち上がりはスムーズに行けると思う。だが、プレーヤーに親切なのはほぼそこまでだ。通路をまっすぐ進んだら隠れていた敵が突然現われる、ただの飾りかと思っていた卵が孵化して敵がでてくる、遠くの方から敵が遠距離攻撃をしてくるなど、いきなり理不尽さが襲ってきて戸惑ってしまう。だがそれでこそ、改めてゲーマーとしてのプライドが刺激されるというものだ。 奮い立ってみたものの、先行するのは難解さだ。場所やボスによっては「絶対クリアできないんじゃないか?」などと思わせる場所すらもあった。正直心が折れそうになったのも一度や二度ではない。だが繰り返しプレイしていると、なんとなく攻略方法が見えてきたりする絶妙なバランスになっている。それは銃を使い敵をおびき寄せて戦うこともあれば、無視したほうが良い脇道だったりする。 筆者は狭い通路で、どうしても倒せないほど体力の多い敵に苦戦していた。だがある瞬間、「そもそも戦わなくて良いのでは?」とひらめいた。実際に勇気を出して駆け抜けてみると、意外と突破できてしまった。それまで目の前に現れたすべての敵を倒してきたので、「あ、これでよかったのか」と思ったし、辛かった思いが一気にスッキリしたとも言える瞬間だった。 狭い足場で戦わざるを得なかったり、超強力な雑魚モンスターが道を塞いでいたりする。どう突破するか、そもそも通らないほうが正解なのか。そういったことを考えながら進んでいく そして最後に待ち受けるのがボスだ、こいつがまた厄介なのだ。ビジュアルはそれまでに出現した蜘蛛型モンスターの巨大版になっている。氷属性の弱点も共通しているが、攻撃パターンの幅は大きく増えている。何度も何度も繰り返してたどり着いた最奥のボス。戦いはまさにクライマックス、という感じがしてゾクゾクする。 このボスは、遠距離から酸のような弾を飛ばしてくる攻撃をしてくる。距離をとって左右に動いていれば良いので避けるのは簡単だが、ジャンプで一気に距離を詰めてくることもある。攻撃をしっかり見極めて避ければ、攻撃のチャンスだ。片手斧なら大体2回くらい攻撃を叩き込める。 ボスの近接攻撃は数パターンに分かれるが、正面に対する攻撃、左右も含めた広範囲な攻撃に大きく分かれる。正面に対する攻撃は左右に、広範囲な攻撃はボスから距離をとれば回避できるのだが、とっさのこの判断が難しい。読み違えるともちろん攻撃を食らってしまう。回復アイテムの少なさから少しのプレイングミスで一気に死に近づく。油断は一瞬もできない。 またパターンにハマったかと思っていると、敵のHPが減ると同時に新しい攻撃パターンもでてくる。これにいきなり対応するのは厳しいし、さらには雑魚敵をも召喚してくる。さすがボス、すんなりと勝たせてはくれず、なかなかに歯ごたえがあるのだ。 雑魚も単体ならなんてことはないのだが、複数体集まると集中攻撃で一気に体力を奪われゲームオーバー一直線なんてこともある。ボスの攻撃を避けながら着実に処理していく必要があるのだが、プレイには正確さと集中力が求められる。 通しでプレイして感じたのは、シビアなリソース管理、歯ごたえのあるダンジョン、凶悪なまでに強いボス……これらの要素があわさりあった超ハードコアなアクションRPGであるということだ。だが決して理不尽すぎる難しさではなく、何度もプレイしてルートを覚えたり、自分自身のスキルが身につくことで突破できるくらいのラインを突いている。そうして、自分の成長を感じられるのが何よりも楽しく快感な部分である。 とにかく手強いのがボスだ。ボスの攻撃を避けながら、こちらの攻撃を叩き込んでいく。回復するリソースが限られているので、攻撃を受けることはできるだけ避けたい 今回プレイできたのは序盤の1ステージのみだったが、それでもプレーヤーが求める骨太なアクションは十二分に体験できた。今後は別の弱点属性の敵なども出てくるだろうし、そうなると属性の切り替えや装備のクラフトなども大きく生きてくるだろう。 またロケーションについても幅が広がるだろうし、異なるボスも登場してくるだろう。まだまだ広がりを感じさせるゲームだと感じた。 著者: ” — [source_domain] “
【インタビュー】「FORSPOKEN」開発者合同インタビュー。描きたかったのは等身大の女性の成長物語 –
スクウェア・エニックスは、2022年5月24日発売予定であるプレイステーション 5/PC用アクションRPG「FORSPOKEN」のメディア向け発表会と開発者合同インタビューを行なった。 本作はスクウェア・エニックスの開発スタジオ・Luminous Productionsの第1作目となるタイトルで、異世界に飛ばされた女性主人公「フレイ」が、魔法の力を用いて広大な世界「アーシア」を冒険をする。オープンワールドを舞台に、魔法を用いた自由度の高い移動方法「魔法パルクール」や、多種多様な魔法を用いた戦闘が特徴となっている。 今回行なわれたメディア向け発表会では、そんな本作の開発段階での映像が公開。合同インタビューではクリエイティブプロデューサーの光野雷生氏、コアディレクターの寺田武史氏が本作の世界観やゲームシステム等をできる範囲で話してくれた。 【『FORSPOKEN』|The Game Awardsトレーラー(日本語版)】 魔法を軸にしたアクション「魔法パルクール」や魔法による様々な攻撃方法が魅力 メディア向け発表会では、本作の世界観や、戦闘・魔法パルクールに関する情報が伝えられた。本作は「魔法」にフォーカスを当てた作品となっており、ストーリーや戦闘、マップの移動までも「魔法」が重要な要素として絡んでくる。 まず、主人公の「ノラ」はいわゆるスーパーヒーロー的な存在ではなく、様々な問題を抱えており、刑務所に送られる寸前の、社会的な危機にたたされている。PVを見る限り、軽口を叩くユーモアあふれる女性に見えるが、彼女のジョークは弱い自分を守るためという側面もあるとのことだ。 そんなノラは、ニューヨークから突然、異世界「アーシア」に飛ばされてしまう。アーシアは「ブレイク」と呼ばれる瘴気が蔓延し、異形のクリーチャーが徘徊している。瘴気の中でも動ける唯一の人間であるノラは、魔法のブレスレット「カフ」と共に、元の世界に帰るための旅をすることとなる。 アーシアの世界は美しい。レイトレーシングを用いているだけあって影の表現は素晴らしい 本作はオープンワールドRPGということもあり、広大なアーシアの地を舞台としている。瘴気の中にはクリーチャーが存在し、ノラの行く手を阻むこととなる。ノラは様々な危機を魔法を用いて乗り切ることになるのだが、本作の「魔法」の用途は様々。中でも「魔法パルクール」は開発中の映像からもスピード感が伝わってきた。また、ワイヤーアクションのような移動や重力を操作して落下速度を遅くしたりすることも可能で、ルート選択の自由度の高さも伺えた。そのほか、フィールド上には様々なギミックも存在し、魔法パルクールを用いることで特殊なアクションを使用できるとのことだ。 アーシアの地は多様な環境を持ち、映像を見る限り高低差が激しい場所も存在する。魔法パルクールを使用することで、縦横無尽に移動することができるはずだ アーシアの地には多種多様な敵が存在するようで、映像では「ゾンビ」などのクリーチャーの存在が確認できた。これらの敵を倒すためには、当然魔法を用いて戦闘を行なうことになるのだが、攻撃魔法には射出型や設置型、広範囲を攻撃するものや、剣をつくって攻撃するような近接型まで様々なものが存在する。魔法はプレイスタイルに合わせて自由に組み合わせることが可能で、バトル中はリングメニューで魔法を切り替えながらバトルを行なえる。 魔法といえば遠距離からの攻撃をイメージしがちだが、本作では近接攻撃だけでなく、蹴り飛ばした敵を爆発させるような攻撃や、人形のような分身を生み出し攻撃させるようなアクションが見られた。また、戦闘中も魔法パルクールは使用可能で、スピーディーでスタイリッシュな戦闘になることが予想される。 スタイリッシュな魔法アクションが本作最大の特徴だ 危険なエリアであるブレイクストームには大量の敵だけでなく、巨大なモンスターも存在 また、アーシアには各地に拠点が存在し、休憩ができるほか、装備の強化が可能。本作ではレベルを上げたり、マントやネックレス、ネイルといった装備品を変更・強化することによって、魔法パルクールを強化でき、攻撃魔法やパルクールの幅は広がっていく。 ツリーで魔法強化することが可能 拠点には様々な人間が生活している クリエイティブプロデューサーの光野雷生氏、コアディレクターの寺田武史氏へインタビュー! Luminous EngineやPS5での開発について 今回、クリエイティブプロデューサーの光野雷生氏、コアディレクターの寺田武史氏がメディア向けの合同インタビューを行なった。本作の開発や、ゲームシステムについて話してくれた。 インタビューを受けてくれたクリエイティブプロデューサーの光野雷生氏 コアディレクターの寺田武史氏 ――本作を制作するにあたり、「FFXV」からエンジンを引き継ぐ形となりました。Luminous Engineも進化しているとは思いますが、どのような経緯でエンジンを引き継いだのでしょうか。また、開発はどのような形で進めていったのでしょうか。 寺田氏:「FFXV」で、Luminous Engineは一旦完成し、次世代に向けて制作するに当たって、長所や短所が見えてきたのと同時に、エンジンを持っていることが自分たちチームの特徴であり、強みであると感じ、それを発展させたいと考えたため、Luminous Engineを使ったタイトルをもう1本制作してみることに決まりました。 実際の開発では、Luminous Engineは、もともとグラフィックスが強いという長所があったので、その点は次の技術を取り入れていけばいいという考えで開発を進めていきました。それに加えて、オープンワールドの世界やマップを作るにあたって、「FFXV」ではデザイナーの手で木や草をフィールド上に配置する必要がありましたが、それを自動生成を用いて行えるようになったことが、影響として大きかったです。この自動生成の部分が、Luminous Engineの一番パワーアップしている要素だと思います。 ――自動生成はどのような仕組みなのでしょうか 寺田氏:簡単に言うと、1つのエリアを作る際に、「こういうときには影ができ、こういうときには草が生える」とプログラムで入力することで、AIが判定を行ないマップを作ってくれるようにするシステムです。今までは人が行なわなければならなかった部分もAIが代わりに行なってくれたため、自分たち人間はできる限り、新しい世界をつくるためのクリエイティブな部分に特化してパワーを注ぐことができるようになりました。 宝箱をおいてみたり、ユーザーが入手できる素材といったアイテム、敵などの配置にもつながります。こうしたものはレベルデザインの根幹なので、全てがAIでという訳にはいきませんが、いずれはレベルデザインすらも、自動生成やAIを使って制作できるのではないか、という未来は感じました。 マップ上には宝箱も ――自動生成を用いたことで、開発期間はそこまで長期にならなかったのでしょうか? 寺田氏:そうですね。3年前にLuminous Productionsが立ち上がって、その手前での準備期間を含めても4年です。なので、長期間の開発をやっているのかというと、そういうわけではないですね。 ――本作は、所謂「縦マルチ」ではなく、次世代機(PS5)とPCでの展開ですが、次世代ハードオンリーならではの技術的な進化はどのようなものがありましたか? 寺田氏:やはりグラフィックスの部分は、PS5だからこそできる部分が存在します。また、PS5は読み込みが非常に速いので、今まではできなかった仕様が実現できるようになりました。詳細に関しては、今後の発表や実際のゲームを楽しみに頂ければと思います。 ――やはり、オープンワールドを作るにあたってPS5は欠かせなかったのでしょうか? 寺田氏:そうですね。特にオープンワールドを作るにあたっての貢献は大きく、PS4や「FFXV」ではできなかったり、問題に直面したものに、今回はぶつからずに済むこともありました。勿論、新たに直面する問題がなかったわけではありませんが、「PS5のお陰で助かった」ということの方が多かったと思います。 ――PS5コントローラーのアダプティブトリガーや、ハプティックフィードバックといった機能にも対応していますか? 寺田氏:はい。PS5コントローラーへの対応は大事にしているポイントです。本作の魔法は、ユーザーがまだ感じたことのないアクションで、魔法ひとつひとつでビジュアルはもちろん、内容も異なります。その魔法に対してユーザーにどういったフィードバックを与えれば、ユーザーに新しい体験を与えることができるのかについては丁寧に作っていますし、それを届ける手段として、振動といったものは非常にいいツールだと思っています。 ――オンラインシステムやDLCはどのようになっていますか 光野氏:本作はストーリーを重視しているのでオフラインとなります。DLCも既に発表しておりますが、詳細は続報をお待ちください。 本作では多種多様な魔法が登場する。アダプティブトリガーにより“魔法を使う”という感覚を味わえるのだろうか 「FORSPOKEN」は単純なファンタジーではない。二面性を持った物語が魅力 ――本作のデザインを見ると、海外を主軸にしているような印象を受けます。キャラクターや物語において、日本にウケる要素は何だと思いますか? 光野氏:プロジェクトを立ち上げた際に、我々チームの強みや弱みを分析した上で、得意であるファンタジー世界をつくってきた「FF」で培ってきたDNAを活かしつつ、全世界のユーザーに届く世界を描きたいと思っていました。それをベストな形でやる方法を考えた時に、海外のライターさんたちと協力して、彼らが持っているアイデアや世界観と、我々がつくるファンタジー世界を融合したものこそが全世界のユーザーに響くのではないかと思いました。そのため、本作では個別の要素として海外・日本のユーザーそれぞれに響く部分といった考え方ではなく、全世界の方に愛される世界観やストーリー、人間らしい現代を象徴した主人公という形を目指して制作しています。 […]
日本語版『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』2022年2月25日発売決定!特典情報も公開 | Game*Spark
スクウェア・エニックスは、『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』日本語版の発売日を2022年2月25日に決定しました。 本作は高評価アドベンチャーゲームシリーズ『ライフ イズ ストレンジ』シリーズの最新作となる作品。本シリーズは主人公が能力を持っていることが特徴ですが、本作の主人公「アレックス・チェン」は他者の感情をオーラとして読み取り、操る能力を持っています。 海外メディアレビュー集積サイトMetacriticでいずれのバージョンでも80点以上を獲得したり、先日開催された「The Game Awards」でも“Games for Impact”アワードを受賞したりと高評価を集める作品です。Game*Sparkでは過去に、ネタバレ無しで魅力を伝える特集や先行プレイレポ公開していますので、そちらもぜひご覧ください。 11分ほどのゲームプレイトレイラーも公開されており、日本語吹き替えの雰囲気や主人公が持つ能力がどのように使われるかが確認できるものに。さらに、予約特典および日本版の特典情報も公開されています。 日本版特典 全編日本語吹き替え対応のゲーム本編に加え、海外版ではデラックス・エディションに含まれていた以下のコンテンツが、日本版特典として付属いたします。 ■ボーナスエピソード”WAVELENGTHS(うつろい)” メインキャラクターのひとりであるステフを主人公としたボーナスエピソードです。プレイヤーはステフとなり、アレックスがヘイブン・スプリングスに到着する前の 1 年間を過ごすことになります。 ■Life is Strange アパレルパック 主人公アレックスの服装を変えることが出来るアパレルパックです。Life is Strange シリーズの主人公をインスパイアしたデザインの服装となっています。エピソード 1~4 の各エピソードに 1 着ずつアレックスの衣装が追加されます。 ダウンロード版予約特典 日本版特典に加え、以下のコンテンツが、各ダウンロード版の予約特典として付属いたします。なお、発売日以降に通常販売を予定しております。 ■アレックスのアパレルパック 主人公アレックスの服装を変えることが出来るアパレルパックです。猫をモチーフにしたデザインの服装となっています。エピソード 1~4 の各エピソードに 1 着ずつアレックスの衣装が追加されます。 『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』は、PC(Steam/Windows 10)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに2022年2月25日発売予定です。 著者: ” — [source_domain] ”
普通の高校から東大合格、やる気の入れ方は?灘高校の「先輩」も一役|NIKKEI STYLE
地方の中堅クラスの高校から東大に進学するのは至難の業だ 開成、灘、桜蔭――。東京大学に合格する生徒は、都会の中高一貫の進学校出身者が圧倒的に多い。地方の中堅クラスの高校から東大に進学するのは至難の業だ。東大合格者の少ない高校出身者で、地方からの大学進学を支援するサークル「東京大学フロンティアランナーズ(UTFR)」のメンバーに受験の壁を乗り越える方法などについて聞いた。 UTFR代表の小山さん 「いい意味で僕の扱いが雑になった。この1年余りで、高知に5回も足を運んだが、地元の高校生が気軽に話しかけてくれるようになった」。UTFR代表で東大工学部3年の小山賞馨さんは笑いながら話す。 新型コロナウイルス禍の中、足しげく通うのは高知県の山間部の梼原町や足摺岬のある土佐清水市の公立高校や中学だ。11月26~27日に開いた梼原高校の文化祭にも参加。クイズやボードゲームなどをやり、生徒との親交を深めた。 東京の魅力や大学の面白さを伝える 高知市内から車で約2時間もかかる同高から東大や京都大学など難関国立大学に進む生徒はほとんどいない。最初は「東大生なんて宇宙人、奇人変人みたいな目で見られた」。しかし、徐々に交流しながら、東京の魅力や大学の面白さなどを伝えている。 「東大は遠くない」。UTFRは2019年に沖縄県の石垣島にある県立八重山高校を訪ね、東大進学支援プロジェクトをスタートした。「石垣から東大を受験する生徒も出始めた」と手応えを感じている。 小山さんは山口県宇部市にある中高一貫の私立校出身だ。「120年近い歴史のある高校だが、東大に合格したのは僕が3人目。地元でも話題になった」という。両親は高卒だが、教育熱心だった。理系が得意で、地元の国立大医学部を狙おうと考えたが、たまたま1人の東大生と話す機会があった。「この人の考え方はすごい」と感銘を受け、東大を目指すようになった。 著者: ” — [source_domain] ”
グランドニッコー東京 台場に「eスポーツ専用ルーム」。ゲーミングマウス、デスク、チェア完備 – トラベル Watch
グランドニッコー東京 台場は「eスポーツ専用ルーム」の予約受付を開始する グランドニッコー東京 台場は、「eスポーツ専用ルーム」の予約受付を12月15日に開始する。 「eスポーツ専用ルーム」には、12本のゲームタイトルをインストールしたドスパラ(サードウェーブ)のゲーミングPCのほか、専用のゲーミングマウスやデスク、チェアなどの機器を用意。ゲームを思う存分プレイできる。 また特典として、ホテル内で使えるクレジットを1名あたり1000円分提供する。館内2階の「Bakery&Pastry Shop」で自家製ホテルブレッドやスイーツをテイクアウトしたり、ゲームの合間にフィットネスクラブでリフレッシュしたり、自由に使用可能となっている。 同プランの誕生を記念して、宿泊料金を2022年1月31日まで2名1室1名あたり9000円~とする。2022年2月1日以降に宿泊する場合は、2名1室1名あたり1万80円~。1日4室限定で、部屋タイプはデラックスルーム。 宿泊客にはホテル内で使えるクレジット1000円分を提供 「eスポーツ専用ルーム」備え付け機材 PC: GALLERIA XA7C-R37 OS:Windows 10 Pro CPU:Intel Core i7-10700 メモリ:DDR4 SDRAM 16GB チップセット:Intel H570 ビデオカード:GeForce RTX3070搭載 SSD:512GB(NVMe) モニター: ASUSTeK VG279Q(27インチ、144Hz、1ms) マウス: ロジクール G-PPD-001t 有線ゲーミングマウス マウスパッド: ロジクール キーボード: ロジクール G213r ゲーミングキーボード ヘッドセット: ロジクール G431 有線ゲーミングヘッドセット ゲーミングデスク: 関家具 Contieaks Legends 110 ゲーミングチェア: 関家具 Contieaks Eiger 搭載ゲームタイトル Overwatch、ApexLegend、Counter-Strike […]
『アラド戦記』の対戦格闘ゲーム『DNF DUEL』PS4/PS5にて12月18日からOBT実施へ。アークシステムワークスと共同開発中 –
株式会社ネクソンは12月13日、対戦格闘ゲーム『DNF DUEL』のオープンベータテストを、PlayStation 4/PlayStation 5にて実施すると発表した。期間は12月18日午前11時から、12月20日午後11時まで。 『DNF DUEL』は、ネクソンの連結子会社Neopleが展開しているオンラインアクションRPG『アラド戦記』のキャラクターたちが闘う対戦格闘ゲームだ。『ギルティギア』や『BLAZBLUE』シリーズなどで知られるアークシステムワークスや、『MARVEL VS. CAPCOM 3』などに携わったエイティングと共同開発中である。 本作には、バーサーカーや異端審問官、ストライカー、グラップラー、レンジャーなど、『アラド戦記』に登場したさまざまな職業のキャラクターたちが参戦。また、火山島ゼルバや魔法国家ベルマイア公国の都、妖精シュシアが運営する月光酒店などのステージが用意される。Unreal Engine 4を使用して開発されている2.5Dスタイルの格闘ゲームとなっており、トレイラーでは『ギルティギア』シリーズの近作を思わせるビジュアルと派手な演出が印象的。そしてスピーディな試合展開を楽しめるようだ。ゲームシステムの詳細はまだ公開されていないが、今回のオープンベータテストを通じてじっくりと学ぶことができるだろう。 『DNF DUEL』のオープンベータテストは、PS4/PS5にて、12月18日午前11時から12月20日午後11時まで実施予定。なお本作の対応プラットフォームとしては、「PS4/PS5などのコンソールやPC向け」と発表されている。PS4/PS5版以外の具体的なプラットフォームや発売時期、また本作のさらなる詳細については今後発表されるだろう。 ※ The English version of this article is available here 前の記事『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』日本語版は2022年2月25日発売へ。高評価を獲得した新たな超能力物語 次の記事幽霊調査ホラーCo-op『Phasmophobia』新アプデで“サンタさん”が出没。夜中にやってきて恐怖をプレゼント 国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。 著者: ” — [source_domain] ”
【4人実況】一斉に襲い掛かるZ戦士 :後編
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