トランプに太刀打ちできない米国のシステム罰せられない以上、民主主義を覆す試みは繰り返される – Financial Times

米民主党にとっては思い出したくないことだが、米国の民主主義を救ったのはマイク・ペンス前副大統領だ。米国にとってはありがたいことに、ペンス氏は今年1月6日、トランプ氏からの攻撃と、大統領選挙の結果を覆そうと連邦議会議事堂に押し入って内部を荒らし回った暴徒との挟み撃ちに抵抗した。…

中国が台頭したのは米国の責任ではない米国の自己批判の勘違い、世界には世界の主体性がある – Financial Times

この展開は誰しも、すっかり陳腐化するほどニュースで散々見てきたはずだ。原因が病気であれ犯罪、公共の安全を脅かす危険であれ、とある遺族が愛する人を奪ったものと戦う運動に乗り出す。するとキャンペーンが立ち上がる。そして寄付金が流れ込んでくる。…

バイデン大統領の「民主主義サミット」に潜むリスク敵を実際よりも強く見せてしまう恐れ – Financial Times

第1次大戦前の世界には、民主主義国がほんの一握りしかなかった。ジョー・バイデン米大統領が12月にオンライン形式で開催するサミットには、100カ国あまりの民主主義国が集うことになる。確かに、民主主義国の数はここ10年間で減ってはいるが、冷戦終結後のピークが非常に高かったことを考えれば、維持するだけも大変な偉業だった。…

インフレは常に米国の左派を罰する民主党にとって鬼門、低コストで戦うならコロナ対策の強化を – Financial Times

金融引き締めに前向きな米国のインフレ・タカ派は常に、おおかみ少年のように騒ぎがちだ。2008年以降の数年間、結局一度も到来しなかったハイパーインフレについて警鐘を鳴らし続けたことから、タカ派が昨年同じ警告を発した時、はっとして注意を傾けた人が極めて少なかったことも意外ではない。…