東京パラリンピックについて、東京都などの1都2県の会場では、無観客とする方向で調整が進められていることがわかった。
関係者によると、8月24日から開幕する東京パラリンピックについて、緊急事態宣言が出されている東京都、埼玉県、千葉県の会場は、無観客とする方向で調整が進められているという。
また、まん延防止等重点措置が適用されている静岡県の会場は、収容人数の50%以内で最大5,000人の有観客にすることを検討しているという。
観客数の上限は、早ければ16日にも開かれる大会組織委員会、東京都、IPC(国際パラリンピック委員会)などによる協議で正…
米CDC 「妊婦にワクチン」 感染対策も信頼回復も途上
アメリカのCDC(疾病対策センター)は11日、妊婦への新型コロナウイルスのワクチン接種は「安全で有効」だとして、接種を推奨した。
CDCは、新たなデータ分析の結果、妊娠中にワクチン接種をした場合でも、出産への顕著な影響は確認されなかったと明らかにした。
そのうえで、「ワクチンは安全で有効」だとして、妊婦のほか、妊娠を考えている人や授乳中の人にも接種を推奨した。
アメリカ国内で行われた2020年の調査では、妊婦の重症化リスクは、妊娠していない人に比べて2~3倍に達していたが、妊婦の接種率は、7月末で23.2%にとどまっている。
フジテレ…
12日東京株式市場前場 57円31銭高の2万8127円82銭で終了
12日の東京株式市場は、ニューヨーク市場でダウ平均が最高値を更新した流れを受け、買い注文が先行し、日経平均株価の上げ幅は、一時、200円を超えた。
午前の終値は、11日に比べ、57円31銭高い、2万8,127円82銭、TOPIX(東証株価指数)は1,958.21だった。
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大谷翔平選手 38号ホームラン 今月に入り初アーチ
メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、12日のブルージェイズ戦で今シーズン第38号となるホームランを放った。
7月31日以来、ホームランが出ていなかった大谷選手。
2点を追う3回の第2打席。
低めの変化球をうまく捉えると、センターへと運ぶ同点の第38号ツーランホームラン。
8月に入ってから初、実に14試合ぶりの一発でスタンドのエンゼルスファンを湧かせた。
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青森・八戸港に座礁の貨物船 海に油流出、船体が2つに折れる
青森県の八戸港で11日に座礁した貨物船が、12日朝になって船体が折れ、周囲の海域に油が流出している。
座礁した貨物船は船体が2つに折れ、周辺の海は船から流れ出した油で変色している。
中国人とフィリピン人の乗組員21人が乗ったパナマ船籍の貨物船が、11日朝に八戸港で座礁し、乗組員は11日夜までに海上保安庁のヘリコプターなどで全員救助された。
その後、12日午前4時すぎに、八戸港外に停泊中の船舶が2つに折れ、船体の後方部分が漂流しているほか、広範囲にわたって油が流出しているという。
海上保安庁は、流出した油の除去作業を行っている。
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【独自】“コロナの夏”海水浴場外の遊泳で人身事故が急増 昨年の倍以上に
コロナ禍で迎えた2回目の夏だが、2021年の夏は海の事故が急増していて、マリンレジャーにともなう人身事故は70人にのぼり、海水浴場以外での事故が増加している。
海上保安庁によると、7月16日から31日の間に、マリンレジャーにともなう事故に遭ったのは全国で70人にのぼり、死者・行方不明者は24人で、2020年の同じ期間の11人から倍以上になっている。
70人のうち遊泳中の事故は25人で、うち16人が海水浴場以外で遊泳していた。
2021年は、新型コロナウイルスの影響で全国の4割の海水浴場が開設されず、海水浴場以外での遊泳で事故が増加したとみ…
「尾身会長が嫌いだった」尾身氏が理事長務める施設のガラス割った39歳の男逮捕
政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が理事長を務める独立行政法人のガラスが割られた事件で、無職の男が警視庁に逮捕された。
建造物損壊などの疑いで逮捕された石井宏典容疑者(39)は、7月21日、東京・港区の独立行政法人「地域医療機能推進機構」の本部に侵入し、1階出入り口の自動扉のガラスなど3枚をスコップでたたくなどして割った疑いが持たれている。
この独立行政法人は、「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の尾身茂会長が理事長を務めていて、調べに対し、石井容疑者は「尾身会長が嫌いだったからやった」などと容疑を認めているという。
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日航機墜落36年 遺族ら追悼 灯籠流し中止しLEDで
乗客・乗員520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から、12日で36年。
群馬・上野村では11日夜、遺族などから寄せられた手書きのメッセージが張られた灯籠(とうろう)およそ200個は、川に流すことなく河原に並べられ、LEDの明かりをともして犠牲者を悼んだ。
9歳の息子を亡くした美谷島邦子さん「みんなの思いを全部込めて、この上野村の空から空に届いたのではないかと思います。そういう面では、わたしたちにとっては、うれしい灯籠流しの夜でした」
例年、灯籠流しが行われていたものの、新型コロナウイルスの影響で2020年は中止になったが、2021年…
停滞前線で災害級の大雨のおそれ 警戒すべきポイントは?
九州各地で起きた激しい雨は、12日は広い範囲へと広がり、災害級の豪雨になるおそれがあると、気象庁が警戒を呼びかけている。
今回の大雨について、望月圭子気象予報士の解説。
(今回の大雨で警戒すべきポイントは?) 今回、同じようなところで強弱を繰り返しながら雨が長引く、というのがポイント。 どこで線状降水帯が発生したり、梅雨末期のような災害級の大雨になったりしてもおかしくない。
原因は、予想天気図上の停滞前線に注目。
12日の午前9時、日本海から本州付近に前線が停滞する予想。 これが、午後9時になっても位置がほとんど変わらない。
また…
全国で1万5836人 過去最多 東京4200人 重症197人
新型コロナウイルスの新規感染者は、全国で1万5,800人を超え、過去最多となった。
東京都では11日、新たに4,200人の感染が確認され、先週水曜日の4,166人から34人増えて、水曜日としては過去最多となった。
また重症者は、10日の176人から21人増えて、過去最多の197人となったほか、新たに2人の死亡が確認された。
このうちの1人は、基礎疾患のない30代の男性で、自宅療養中に亡くなったという。
このほか、大阪府で1,490人、京都府で341人など、9つの府県で過去最多となるなど、全国ではこれまでに1万5,836人の感染が確認さ…