世界初「ブタの心臓」を人間に移植する手術が行われる

臓器移植におけるドナー不足問題を解決する手段として、近年は動物の臓器を人間に移植する試みが注目されており、2021年9月には「ブタの腎臓を人体に接続する実験」が成功しています。そんな中、アメリカのメリーランド大学医療センターが、世界で初めて「ブタの心臓を人間に移植する手術」を行ったことを発表しました。続きを読む……

Appleは過去1年で製品やサービスをどう進化させ、次の1年で何をするのか?

2021年、Appleのアプリ配布プラットフォーム「App Store」は、その高い手数料を理由に独占禁止法違反の疑いでさまざまな国から調査を受けました。また、ユーザーが広告追跡を拒否するためのApp Tracking Transparency(ATT)を実装したことで、広告業界に大きな打撃を与えた年でもありました。そんな中においてもAppleは製品やサービスを拡張しており、2022年1月10日(月)に2021年を通して発表された新機能・新サービスを振り返る記事を公開しました。続きを読む……

無料アンチウイルスソフト「Avira Free Antivirus」にも仮想通貨マイニング機能が追加されていた

アンチウイルスソフト「ノートン 360」に搭載された仮想通貨のマイニング機能が強制インストールで削除が難しく、かつ採掘した仮想通貨の15%が手数料として取られることで批判を集める中、無料アンチウイルスソフトとして知られる「Avira Free Antivirus」にも仮想通貨マイニング機能が追加されていたことがわかりました。続きを読む……

テスラ車の「自動運転機能」の価格が約140万円に引き上げ、値上げ幅は2年で約80万円

テスラは8台のカメラと12個の超音波センサーで構成される車載システムによってアクセル・ブレーキ・ハンドル操作などを自動化するオートパイロット機能に加え、先進運転支援システムを提供するフルセルフドライビング(FSD)をオプションとして展開しています。このFSDに設定されている利用価格がまたしても引き上げられ、2022年1月17日より1万2000ドル(約140万円)になることがイーロン・マスクCEOから明かされました。続きを読む……

キヤノン製プリンターで非公式トナーを使う方法が公式発表される、半導体不足の影響

長年にわたってプリンター業界では「本体を安く売ってトナーやサービスを高く売る」という商法が慣例となってきました。そんな中、半導体不足の影響を受けてキヤノンのドイツ支社がこれまでの慣例を破るような「非公式トナーを使う方法」を公式サポートに掲載しています。続きを読む……

一部の通信事業者がiPhoneのiCloudプライベートリレーをブロックしている

AppleはiCloudの有料サブスクリプションであるiCloud+向け機能として、iPhoneから送出されるトラフィックを暗号化し、2つの異なるインターネットリレー経由で送信することでIPアドレスや位置情報を隠す「iCloudプライベートリレー」を提供しています。しかし、一部の通信事業者がこのプライバシー保護機能であるiCloudプライベートリレーをブロックしていることが報じられました。続きを読む……

「ディープラーニングは万能ではない」という主張、次世代のAIを支える理論とは?

技術の進歩によって、ディープラーニングが商用アプリケーションにも応用されるようになり、人工知能(AI)の研究と応用がさらに進んでいます。しかし、これまで技術的に難しかったことがAI技術で可能になった反面、AIを過信して何でもAIで解決しようとするケースもあります。アメリカの電気・情報工学分野の学術研究団体であるIEEEが、「ディープラーニングは万能ではない」とするコラムを発表しています。続きを読む……

何百年も前の「異端審問」が学歴レベルや人間関係の「信頼できなさ」の原因となっている

ローマ帝国から十字軍、そして現代のロヒンギャなど、宗教的迫害は古今東西を通じて国家の支配を盤石にするための手法として用いられます。新たな研究では、スペインの異端審問が特に苛烈だった地域では、経済活動や市民同士の信頼、学歴などのレベルが現代でも著しく低いということが示されています。続きを読む……