鳥の衝突事故を防ぐためにホワイトノイズを発する「音響灯台」が役立つ可能性

高層ビルや通信塔、風力発電用のタービンなどと鳥が衝突する事例は想像以上に多く、アメリカだけでも年間最大10億羽が人工物と衝突して死んでいると推定されています。アメリカの研究チームは、ホワイトノイズを発する「音響灯台」が鳥と人工物の衝突を減らし、多くの命を救うことができると主張しています。続きを読む……

イルカのクリトリスは人間のように「セックスでの快楽」を得るために存在するという新説が登場

人間と同じように繁殖以外の目的で性行為を行うことで知られるイルカですが、メスのイルカにはクリトリスのような器官が存在し、それが性的な快楽を得るために機能している可能性が研究により示されました。続きを読む……

世界初「ブタの心臓」を人間に移植する手術が行われる

臓器移植におけるドナー不足問題を解決する手段として、近年は動物の臓器を人間に移植する試みが注目されており、2021年9月には「ブタの腎臓を人体に接続する実験」が成功しています。そんな中、アメリカのメリーランド大学医療センターが、世界で初めて「ブタの心臓を人間に移植する手術」を行ったことを発表しました。続きを読む……

空気中のDNAから「周辺に生息する生物」を割り出す研究を複数のチームが進めている

動物は生きているだけで体毛や皮膚片、体液などを環境中に放出しており、これらを採取してDNAを分析することで、どの動物が生息しているのかを調べることができます。新たに、デンマークやイギリスの異なる2つの研究チームが、それぞれ独立して「空気中から動物のDNAを採取する」という研究を進めていると報じられています。続きを読む……

魚やその他の海洋動物が溺れることはあるのか?

世界保健機関(WHO)によると、世界中では年間23万6000人もの人々が溺死しているとのことで、人間にとって溺れることはかなり身近な危険です。泳げない人は「自分が魚やイルカだったらいいのに」と思ったことがあるかもしれませんが、科学系メディアのLiveScienceが、「水中に住む魚や海洋動物も溺死することがあるのか?」という疑問について解説しています。続きを読む……

人間は弱いのに野生動物から襲われにくいのはなぜか?

クマなどの野生動物が生息する山を歩く時によく言われるのが、「動物は人間を恐れているから、存在をアピールすれば襲われない」というアドバイスです。しかし、人間は動物の中ではそれほど強い存在ではなく、たびたびクマやワニ、時には飼っているイヌなどに襲われて死亡する事例が報告されています。「一体なぜ、武器がなければ勝ち目の薄い人間が野生動物から襲われにくいのか?」という疑問について、科学系メディアのLiveScienceが解説しています。続きを読む……

予想図が間違っていたとされる古代生物5選

恐竜で最も有名とされるティラノサウルスにニワトリのように羽毛で覆われていたという説が近年出てきたように、研究が進むにつれこれまで信じられてきた定説が覆る古代生物も多数います。そんな「予想が間違っていた古代生物」について、議論が続いているものも含めて科学系ニュースサイトのScience Alertがまとめています。続きを読む……

金星の生命体は「雲の中」に住んでいるかもしれないとの主張、数年以内に生命体の存在がはっきりする可能性も

地球と大きさや密度が近いことから「地球の双子」と呼ばれる金星には、「酸性の雲を中和して住みやすい環境にしながら生きている生命体がいるかもしれない」との論文が、アメリカ科学アカデミーの機関誌であるPNASに掲載されました。続きを読む……