スーダン情勢(多数の死傷者)

スーダンでは、その後も民衆の抗議が続き、16日には首都ハルツームの主要橋が閉鎖されましたが、17日も治安部隊との衝突は続き、アラビア語メディアは、スーダンは軍事クーデター後最も血なまぐさい日であったと報じています・治安部隊の銃撃等により(これまで治安当局…

ミャンマー民主派が軍に宣戦布告 各地で攻撃開始、実質的な「内戦状態」に

<国軍によるクーデターから7カ月、民主派の反撃はこの国に平穏を取り戻すのか?> 軍政による強権的弾圧が続くミャンマーで7日、民主勢力側が国民に対して武器を持って対抗することを正式に呼びかけた。また市民には食料品や医薬品の確保を求めるなど実質的な「宣戦布告」を行ったことが明らかになった。 現地からの報道によると、7日にオンラインで会見した「国家統一政府(NUG)」のドゥワ・ラシ・ラー氏は国民に「軍の施設を攻撃せよ」などと軍政と戦うことを正式に求めた。同氏は2月1日のミン・アウン・フライン国軍司令官率い…

スー・チー、軍政下の裁判で禁固75年の可能性 新たな容疑で追訴も

<国軍司令官率いる軍政によるクーデターから半年。しかし事態は混迷を深めて──> ミャンマー民主政権の指導者だったアウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相は2月1日に軍によるクーデター発生当日に身柄を拘束され、複数の容疑で裁判が行われている。裁判は軍政に忠実な司法当局の主導で進められているが、最近新たな容疑で訴追されていたことが明らかになった。 スー・チー氏の弁護士によると、すべての裁判で有罪となった場合、判決は合計で禁固75年に達する可能性もあるといい、民主化運動の旗手であると同時に反軍政のシンボ…

密林で虐殺された遺体少なくとも10数体発見 軍と武装市民の戦闘激化するミャンマー

<突然のクーデターから半年、この国の状況はさらに混迷の度を深めている> クーデターで民主政権を崩壊させアウン・サン・スー・チー氏やウィン・ミン大統領ら民主政府要人を逮捕、訴追。その一方で反軍政を唱える市民への弾圧を強めているミャンマー軍事政権は8月1日にクーデターから半年を迎える。 実弾発砲を含めたあらゆる人権侵害が反軍政の市民に対して行われているなか、各地で「国民防衛隊(PDF)」という武装した市民による軍との衝突、戦闘が激化しており、サガイン地方では軍とPDFによる激しい戦闘が起きた。 この戦闘…