安楽死マシンの死神博士、今度は「安楽死インプラント」の計画を発表

安楽死マシンの次は「安楽死インプラント」?
Credit: independent – Creator of ‘suicide pod’ wants to make body implant that would kill you if you forget to deactivate it(2021)

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今月初め、世界初の3Dプリント製の安楽死マシン「サルコ(Sarco)」の運用がスイスで合法化され、広く話題を呼びました。

そのサルコの開発者であるフィリップ・ニチケ(Philip Nitschke)氏は今、新たに禁断の一歩を踏み出そうとしているようです。

報道によると、ニチケ氏は認知症を発症したときのために、利用者が解除を忘れると死に至る「安楽死インプラント」の開発を計画しているとのこと。

氏いわく、何のために「死のスイッチ」を解除するのか忘れた時点で、安らかに死ぬことができるという。

しかし、このコンセプトは、まだ認知症を発症していない人が、単に解除スイッチを忘れたり、あやまって寝過ごした場合、悲惨なことになりかねない危険なものです。

目次 安楽死マシンの次は「安楽死インプラント」? 安楽死マシンの次は「安楽死インプラント」? ニチケ氏は、オーストラリアの非営利団体・エグジット・イ…

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参考文献

Inventor of 3D-printed coffin-like ‘suicide capsules’ reveals plans to create a body implant for people with dementia that would KILL its user if they forget to deactivate it
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-10339157/Inventor-suicide-pod-plans-create-lethal-body-implant.html
Creator of ‘suicide pod’ wants to make body implant that would kill you if you forget to deactivate it
https://www.independent.co.uk/life-style/gadgets-and-tech/suicide-pod-implant-doctor-euthanasia-b1980600.html

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安全な「安楽死マシン」の運用、スイスで合法化

安楽死マシン「サルコ」、スイスで合法化
Credit: Exit International – A 3D-Printed Assisted Suicide Pod Is Now Legal in Switzerland(2021)

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オーストラリアの非営利団体、エグジット・インターナショナル(Exit International)は2018年に、世界初となる3Dプリント製の安楽死マシン「サルコ(Sarco)」を開発し、賛否を含む多くの注目を集めました。

そしてこのほど、自殺ほう助が合法となっているスイスで、サルコを運用するための法的審査に合格したと発表されました。

オランダを本拠地とする同社は、スイスと協力して、2022年の運用開始を目指しているとのことです。

目次 安楽死マシン「サルコ」とはサルコは誰でも使用可能ではない 安楽死マシン「サルコ」とは 安楽死には、医師が薬物を患者に直接注入する「積極的安楽死…

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参考文献

A 3D-Printed Assisted Suicide Pod Is Now Legal in Switzerland
https://interestingengineering.com/a-3d-printed-assisted-suicide-pod-is-now-legal-in-switzerland?utm_source=rss&utm_medium=article&utm_content=06122021
3D-printed suicide pods are now legal in Switzerland
https://www.businessinsider.in/international/news/3d-printed-suicide-capsules-are-now-legal-in-switzerland/articleshow/88114796.cms

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