多額の暗号資産を盗まれたPoly Networkがハッカーに対し「セキュリティ顧問にならないか」と勧誘

2021年8月10日、異なる暗号資産を直接交換可能にするプラットフォームのPoly Networkがシステムの脆弱(ぜいじゃく)性を突いたハッキングを受け、分散型金融(DeFi)のハッキング被害としては過去最高額となる総額6億1100万ドル(約680億円)相当の暗号資産が流出しました。Poly Networkはこのような被害額にもかかわらず、脆弱性を修正しようと、ハッカーに「チーフセキュリティアドバイザー」としてのチームへの参加を呼びかけています。続きを読む……

米医療系スタートアップがウェブサイト閉鎖、脆弱性で約6万件のコロナ検査結果が漏えいリスクに

 カリフォルニア州を拠点とし、ロサンゼルス全域で新型コロナウイルス検査を提供している医療系スタートアップが、顧客が検査結果にアクセスするために使用していたウェブサイトに他人の個人情報にアクセスできる脆弱性が見つかったため、ウェブサイトを閉鎖した。 Read More

米T-Mobileで顧客データ漏洩、犯罪者フォーラムで販売

 米携帯通信の巨人で2020年Sprintと260億ドル(約2兆8435億円)の合併を完了した同社は、漏洩の事実を認めたが「顧客の個人データが含まれていたかどうかは未確認」としている。調査には「しばらく時間がかかる」と同社は話し、具体的な日程は示さなかった。 Read More

サイバーセキュリティ大手NortonLifeLockが同業のAvast買収で合意、最大9395億円規模

 この合意は、両社が2つのブランドの統合の可能性について協議を進めていることを確認したわずか数週間後に行われたもので、Avastの株主は現金と株式を受け取ることになり、総額81億~86億ドル(約8849億~9395億円)規模の取引となる。 Read More

無料提供された監視技術が「政府による人々の監視に使われている」との報告、レポートには日本企業の名前も

デジタルな権利の擁護団体であるAccess Nowが2021年8月8日に、ブラジル・アルゼンチン・エクアドルなどラテンアメリカ諸国の政府が、外国企業から監視技術の提供を受けているという実態をまとめたレポートを公開しました。このレポートには、中国やイスラエルの企業のほか、日本の大企業も名を連ねています。続きを読む……

Huaweiが政府のソフトウェアシステムにバックドアを作成したという告発

アメリカ・カリフォルニア州に本拠を置くソフトウェア会社・Business Efficiency Solutions(BES)が2016年にパキスタンの警察が主導するプロジェクトにおいてHuaweiと提携したところ、企業秘密を盗まれたとして、2021年8月11日(水)に訴訟を起こしました。申し立ての中でBESは、Huaweiがソフトウェアシステムにバックドアを作成したことも主張しています。続きを読む……