仮想通貨が利子収入を生む「レンディング」、年利6%でも得と言い切れない訳

<仮想通貨を預けて利子収入を得るレンディングへの注目が高まっているが、その適正なリスクの計算と、DeFiとの違いを探る> 仮想通貨を預けることで定期的に利子を受け取れるレンディングサービスが、新たな投資マネーを引きつけています。これまで仮想通貨業界では、トレードやレバレッジ取引、取引所間の価格差を狙った裁定取引などが主流でした。仮想通貨レンディングは、2018年中頃から人気が出始めた新たな投資手段です。 仮想通貨投資には長期保有を意味する「ガチホ」というスタイルも存在します。レンディングとガチホは、…

加減速時間が短い省エネ運転 脱炭素めざし山手線などで導入

 JR東日本は7日、2050年度の温室効果ガス排出量「実質ゼロ」実現に向けた取り組みの一環で、省エネ運転を推進すると発表した。山手線約1000台分の走行データから、列車の加減速時間を短く抑えて惰性による走行時間を増やすことで、駅間の所要時間は従来と変わらずに消費電力を削減することができると判断した。…

JR東、山手線で省エネ運転 最高速度抑え10%の節電に

 JR東日本は7日、山手線で最高速度を抑え、惰性で走る時間を長くする「省エネ運転」を試した結果、従来より約10%節電できたと発表した。ブレーキをかけて止まるまでの時間は短くなるため、駅間の所要時間や駅での停車時間は変わらない。今後、山手線の全運転士に習得させ、他の路線への拡大や将来の自動運転への活用を目指す。…

「アバター」活用で新たな社会づくり目指す 阪大大学院教授ら新会社

 2025年大阪・関西万博のプロデューサーを務めるロボット工学者で、大阪大学大学院の石黒浩教授らが、遠隔操作で自らの「分身」を扱う「アバターの技術」を実社会に応用し、新たな社会づくりを目指す企業「AVITA(アビータ)」を設立した。最高経営責任者(CEO)に就任した石黒教授は「アバターを社会に実装し、そのうえで多くの問題を発見していく。世界を変革するビジネスをつくっていきたい」と話している。…

ジェフ・ベゾス対イーロン・マスク 宇宙開発をめぐる大富豪の戦いは、ベゾスの負け?

<世界長者番付で首位を争うアマゾン創業者ジェフ・ベゾスと、スペースXを率いるイーロン・マスクの戦いは、宇宙開発競争でも激しさを増している。『TechnoKING イーロン・マスク 奇跡を呼び込む光速経営』の著者、竹内一正氏が、宇宙開発をめぐる2人の戦いを分析する> 月着陸船の契約をめぐり対立する大富豪 ベゾスの宇宙開発企業「ブルーオリジン」は、スペースXがNASAから独占受注した月着陸船の契約について、企業選定のプロセスに問題があったと米会計検査院に訴えた。だが、それが退けられると、今年8月に連邦裁…