うつ病に治療のための、新たな脳深部刺激療法が開発される

<うつ病の症状に関連する脳部位に神経刺激装置を埋め込んで電気刺激を与えるという「治療抵抗性うつ病」の新たな治療法の原理証明に初めて成功した> 米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームは、うつ病の症状に関連する脳部位に神経刺激装置を埋め込んで電気刺激を与えるという「治療抵抗性うつ病(TRD:抗うつ薬に反応しないうつ病)」の新たな治療法の原理証明(PoP)に初めて成功した。 その研究成果は2021年10月4日に生物医学ジャーナル誌「ネイチャーメディシン」で公開されている。 うつ病に関与する脳部…

65歳以上の熱関連死亡はこの20年で50%以上増加──220以上の医学雑誌が緊急提言

<220以上の医学雑誌は、地球温暖化防止に向けた緊急対策を講じるよう、各国政府や国際機関に求める提言を連名で発表した> 地球温暖化は私たちの健康にも深刻な影響を及ぼしつつある。2021年9月の国連総会や同年11月に英グラスゴーで開催される第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)に先立ち、「ランセット」、「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)」、「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)」を含む220以上の医学雑誌は、地球温暖化防止に向けた緊急対策を講じるよう、…

おやつで栄養補給すれば罪悪感なし! 管理栄養士が教える在宅ワークの「間食」ルール

在宅ワークをしていると、人目がないからとついついおやつを口にしてしまう。通勤という“運動”の機会も減り、体重増加や健康面が心配…という人は多いはず。そこで発想転換! 罪悪感なし=ギルトフリーなおやつで、間食の機会を「栄養を摂る機会」にすればいいのです。管理栄養士が、効果的なおやつのとりかたと、栄養たっぷりで小腹も満たされるおすすめのおやつを解説します。

いとこや曽祖父母も!?遠縁でも「大腸がん」がいると発症リスクが高まる – ヘルスデーニュース

大腸がんの中には遺伝性のものがあるため、一般に、若年性大腸がんの診断を受けた親やきょうだいがいる人では、注意が必要とされる。しかし、注意すべきは、そのような第一度近親者の罹患歴だけではないらしい。おじやおば、祖父母、孫、甥や姪などの第二度近親者、さらにはいとこや曽祖父母、曾孫などの第三度近親者に若年性大腸がんを発症した人がいる場合でも、同がんの発症リスクは大幅に高まることが、新たな研究で明らかになった。米ニューヨーク州立大学バッファロー校健康衛生学部のHeather Ochs-Balcom氏らによる…

「コロナワクチンのブースター接種は不要」、WHOの科学者らの見解 – ヘルスデーニュース

大半の人にとって、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンのブースター接種は必要ないようだ。世界保健機関(WHO)や米食品医薬品局(FDA)の科学者らも参加したチームが実施した大規模な国際的レビューで、現行のCOVID-19ワクチンは、たとえデルタ株に感染しても、重症化予防に対する十分な効果があり、ブースター接種は不要であるとする見解が報告された。このレビューの詳細は、「The Lancet」に9月13日掲載された。…

米FDAが95万種の電子タバコを承認却下も、人気ブランドは「見送り」 – ヘルスデーニュース

米食品医薬品局(FDA)は9月9日、約95万種の電子タバコと関連製品の承認申請を却下したことを発表した。その一方で、米国の電子タバコ市場でほぼ半分のシェアを占めるブランドのジュールについては申請に対する決定を見送った。米国での電子タバコ販売開始から10年以上が経過しており、成人喫煙者と10代の若者に人気の高い同ブランドは、FDAが期限を設けずに決定を先延ばしにしている間、市場にとどまり続けることになる。…