赤ちゃんにとって両親は最初のコメディアンなようです。
英国ブリストル大学(UB)で行われた研究によれば、赤ちゃんは生後2カ月で「いないいないばぁっ!」などの「変顔」「変声」に代表されるユーモアを理解しはじめ、11カ月になると自分からユーモアを生み出しはじめる、とのこと。
赤ちゃんたちの笑いを理解する能力が年齢別にマッピングされたのは、今回の研究がはじめてになります。
どうやら私たち人間の脳は、早期からユーモアの学習と実戦を優先するよう、生まれつきプログラムされているようです。
しかし、なぜ赤ちゃんは言語よりも先にユーモアを理解できるのでしょうか?
研究内容の詳細は11月18日に『Behavior Research Methods』で公開されました。
目次 赤ちゃんは生後2カ月で「ユーモア」を理解し11カ月で自己生成すると判明赤ちゃんとユーモアの関係が発達障害の検出法になる 赤ちゃんは生後2カ月で…
参考文献
Study Captures Humor’s Earliest Emergence in Young Children
https://neurosciencenews.com/humor-neurodevelopment-19675/
元論文
The Early Humor Survey (EHS): A reliable parent-report measure of humor development for 1- to 47-month-olds
https://link.springer.com/article/10.3758%2Fs13428-021-01704-4