沖縄の酒税軽減廃止を議論へ 半世紀の歴史、泡盛業界は「段階的に」:朝日新聞デジタル

半世紀にわたって続いてきた沖縄県産酒類への税の軽減措置について、月内に本格始動する今年の与党税制調査会が廃止に向けた議論をスタートさせる。これまでも廃止の議論は何度もあったが、今回は即時廃止を恐れる泡盛業界が自ら「段階的廃止」を提言しており、いつもとは雰囲気が異なる。結論は12月10日ごろまでに出る…

ひきこもりの息子、すがった先は悪徳業者だった 母の後悔届かぬ返事:朝日新聞デジタル

「息子が泣きながら家を出たときの光景を忘れることはありません」 白い便箋(びんせん)に、強い筆跡で書かれた文字。関東近郊で暮らす80代の女性が昨夏、厚生労働省地域福祉課の担当者らにあてて書いたものだ。 女性の長男は26歳から約20年間、自宅にひきこもっていた。 市役所や保健所、家族会と、考えつく限りの場所…

11時間休憩なし、ぶっつけ授業も 夕暮れの職員室で思う理想と現実:朝日新聞デジタル

神奈川県の公立小学校の職員室。窓の外の夕闇が濃くなるなか、4年生の担任を務める30代男性教諭は、パソコンに向かっていた。 時計を見上げると、もう午後6時を回っていた。 退勤時間を1時間以上過ぎていたが、職員室では同僚の教員10人ほどが机に向かっていた。 子どもたちが下校してからこの時間まで、連絡や事務作業…

日本の狂騒「理解しがたい」 海外メディアが見た小室眞子さん結婚 | 毎日新聞

米ニューヨークに11月14日到着し新生活を始めた小室眞子さん、圭さん夫妻。その動向についての報道は、日本メディアほどではないにせよ海外媒体も続けている。どんな思いで伝えているのか、一部の記者に聞いてみると、日本での報道やオンラインコミュニティーでの狂騒ぶりに対する「割り切れない思い」も浮かび上がった…

BTSを見て下さい!「トイレ留学」続ける小林克也さんの英語勉強法:朝日新聞デジタル

英語を話せるようになりたい、ならなければ――。多くの日本人にとって「英語ペラペラ」は古くて新しい願望かもしれません。英語講座をテーマにしたNHK朝ドラも始まりました。でも、ペラペラって何なのでしょう。半世紀以上、世界のスーパースターにインタビューし続けてきたDJの第一人者、小林克也さん(80)に聞きました…

アベノマスク保管になぜ6億円? 日本郵便から佐川へ移動にまたお金:朝日新聞デジタル

会計検査院が5日に岸田文雄首相に提出した2020年度の決算検査報告では、大量の在庫が残る「アベノマスク」などの布マスクの保管に6億円以上の高額の費用がかかった経緯などが盛り込まれた。 布マスクは、政府が調達した計2億9千万枚のうち3割近い約8300万枚(115億1千万円相当)が今年3月末時点で倉庫に保管されていた。…

謎の消滅繰り返す巻き貝、高校生が研究 専門家「ハイレベルすぎ」:朝日新聞デジタル

絶滅の恐れのある「カヤノミカニモリ」という巻き貝の知られざる生態が、熊本県の高校でひそかに解明されていた。専門家から「あまりにもハイレベルすぎる。正当に評価される機会を得ることすら難しい希少な研究だ」と聞いて、調べてみた。 なぞに迫ったのは、熊本県立天草拓心高校マリン校舎(苓北町)の科学部の生徒た…

(あすを探る 経済)科学的根拠で政策の判断を 山口慎太郎:朝日新聞デジタル

今年のノーベル経済学賞では、最低賃金についての研究が取り上げられたことを耳にした人も多いだろう。この研究では、米国で最低賃金が引き上げられたにもかかわらず、雇用が減らなかったことを明らかにした。これを根拠に、日本でも最低賃金の引き上げを行うべきだとする主張も多い。しかし、これは米国で30年近く前に…