北京冬季五輪まで3カ月、ゼロコロナ厳しく 競技場など関連施設は工事終える
【北京=三塚聖平】来年2月の北京冬季五輪開幕まで4日で3カ月。中国は開会式会場の改修も終えるなど準備の順調さをアピールする。ただ、新型コロナウイルスの感染再拡大で防疫措置が強化され、五輪ムードの盛り上がりに水をさす。「ゼロコロナ」政策を掲げる中国での五輪には緊張感も漂う。…
米副大統領、8日訪仏へ 米英豪の安全保障枠組み「オーカス」巡り関係修復
米政権高官は4日、ハリス副大統領が8~13日の日程でフランスを訪問すると明らかにした。10日にパリでマクロン大統領と会談するほか、11日には第1次大戦の終結記念式典に出席する。会談や式典出席を通じて米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」創設に伴い悪化した米仏関係の修復を図る。…
「偽ニュース」対抗で一致 台湾総統とEU議員団
台湾の蔡英文総統は4日、初めて訪台している欧州連合(EU)欧州議会議員ら一行と総統府で会談し、中国からの圧力を念頭に「偽ニュースに対抗する民主連盟を創設したい」と述べ、欧州と協力して対策強化に当たる考えを表明した。訪問団側も「中国の脅威」に言及した上で「偽ニュース対策で台湾の経験に学ぶ」と応じた。…
米量的緩和縮小、今月開始 FRBが決定
【ワシントン=塩原永久】米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、米国債などを買い入れて市場に資金を流す量的金融緩和策の縮小を、今月から開始することを決めた。11月中旬に資産購入額を月150億ドル(約1兆7千億円)削減する。米経済成長が続くとみて、新型コロナウイルス禍を受けて導入した異例の大規模緩和を終える「金融政策の正常化」に乗り出す。…
駐日大使指名のエマニュエル氏、米上院委で承認
【ワシントン=大内清】米上院外交委員会は3日、バイデン大統領から次期駐日大使に指名されたラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)の人事を賛成多数で承認した。駐中国大使に指名されたニコラス・バーンズ元国務次官(65)も同委で承認された。近く本会議での採決が行われ、承認されればそれぞれ大使として着任する。…
NYタイムズ読者22%増 デジタルけん引
米新聞大手ニューヨーク・タイムズは3日、今年9月末のデジタルと紙媒体の有料契約者数の合計が838万3千人となり、1年前と比べて22%増えたと発表した。電子版の増加がけん引し、紙媒体の減少によるマイナスを補った。米国外からのデジタル契約者が初めて100万人を超え、外国でも読者獲得が進んだ。…