米、民主主義サミットに台湾招待 中国が反発
【ワシントン=渡辺浩生、北京=三塚聖平】バイデン米政権の主催で12月9、10日にオンライン形式で開催される「民主主義サミット」で、国務省は23日までに、110カ国・地域の参加リストを発表した。中国やロシアなど権威主義国家は排除された一方で、中国からの軍事的圧力を受ける台湾の参加が明らかになった。台湾を自由と民主主義の価値を共有する重要パートナーと位置付け、国際機関への参加を後押しするバイデン政権の意向が強く反映された。…
中国揚陸艦、台湾東部沖で上陸演習 与那国沖通過
中国海軍の揚陸艦2隻が今月中旬、沖縄県・与那国島と台湾の間の海域を通過し、台湾東部沖で上陸作戦を想定した演習を実施していたことが24日、分かった。日台の防衛当局関係者が明らかにした。南西諸島周辺で中国海軍の揚陸艦の行動が確認されるのは極めて異例。台湾への武力侵攻を想定した緊張度の高い行動で、日台の防衛当局がそれぞれ分析を進めている。…
台湾、ICPO総会に今年も招待されず 30カ国の議員570人は参加支持
【台北=矢板明夫】トルコのイスタンブールで23日から開催されている国際刑事警察機構(ICPO)の総会に、台湾は今年も招待されなかった。総会に先立ち、米国務省で台湾政策を担当するウォーターズ国務次官補代理やオランダのクナーペン外相らが相次いで台湾のオブザーバー参加への支持を表明したが、反対する中国と、中国を支持する国々の数が多く、例年同様に阻止された形だ。…
日本のアフガニスタン大使、首都カブールでタリバンと会談 実権掌握後初
アフガニスタンのタリバン暫定政権の副報道官は24日、岡田隆駐アフガン大使が首都カブールで23、24の両日、タリバン高官と会談したと明らかにした。タリバンの実権掌握後、大使のカブールでの会談が明らかになったのは初めて。…
ドイツ3党が連立合意 16年ぶり左派首相、来月誕生へ
9月に行われたドイツ総選挙で第1党となった中道左派の社会民主党(SPD)は24日、環境政党「緑の党」、経済界に近い「自由民主党」との3党による連立政権樹立で合意したと発表した。SPDのオラフ・ショルツ財務相(63)を首相とする新政権が12月上旬に発足する見込みとなった。外相は緑の党、財務相は自民党から起用することが決まった。…
日中国交正常化50年控えロゴマーク 中国日本商会
中国に進出した日本企業でつくる中国日本商会は、来年の日中国交正常化50年を記念したロゴマークを発表した。中国国内に拠点を置く日本企業が関連イベントやウェブサイト、名刺などで使うことを想定する。…
備蓄石油放出 韓国やインドも決定
バイデン米大統領が石油価格高騰の抑制のために備蓄石油の放出を表明したことを受け、韓国やインド、英国も備蓄放出に動いた。