若者に法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)の魅力を紹介する合同イベント「法曹という仕事」が17日、千代田区霞が関の弁護士会館で開かれた。令和元年から始まったが、昨年は新型コロナウイルス禍で中止に。今年はビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を利用したオンライン形式で実施し、高校生ら約200人が参加した。…
道開発局前所長を起訴 入札妨害、コンサル社長も
北海道開発局士別道路事務所が発注した設計業務の入札をめぐり、入札情報を漏らしたなどとして、旭川地検は16日、官製談合防止法違反と公競売入札妨害の罪で前事務所長の松久浩容疑者(58)を、また公競売入札妨害罪で建設コンサルタント会社社長山秀一容疑者(71)を起訴した。…
北朝鮮相手取り帰国事業で損賠訴訟、10月に初弁論
北朝鮮帰国事業で人権を侵害されたとして日本への脱北者5人が北朝鮮政府を相手取り計5億円の損害賠償を求めた訴訟をめぐり、東京地裁は16日、第1回口頭弁論を10月14日に開くと決めた。弁護団によると北朝鮮政府を相手取った訴訟は初めてという。北朝鮮とは外交関係がなく、裁判所の掲示板に一定期間、関係書類を公示することで相手に届いたとみなす「公示送達」の手続きを取った。…
運輸安全委が現地調査開始 青森の貨物船座礁事故
青森県八戸市の八戸港沖でパナマ船籍の貨物船「クリムゾン ポラリス」(3万9910トン)が座礁し油が流出した事故で、運輸安全委員会の船舶事故調査官は13日、現地で調査を始めた。波が高いため現場海域には行かず、八戸海上保安部で事故の情報を収集した。第2管区海上保安本部(塩釜)などは流出した重油の防除作業を続けた。…
「コロナ」に負けず応援つぶやく ツイート解析で分かった事
東京オリンピックが幕を閉じた。産経新聞では、ツイッター上の五輪関連ツイートに含まれる言葉の出現頻度を、文字の大きさで示す「ワードクラウド(WC)」で可視化。本格的に競技が始まって以降のWCに現れた「コロナ」の3文字の大きさは、今大会を取り巻く新型コロナウイルスの厳しい環境を物語る。それでもSNS上には、客席から届けられなかった選手への応援や称賛のメッセージがあふれていた。…
熱海土石流、週明け刑事告訴へ 住民「盛り土原因」
静岡県熱海市の大規模土石流で、同市伊豆山地区に住む被災住民らが13日、市内で記者会見し、起点の土地で行われた不適切な盛り土が原因の可能性があるとして、週明けにも土地の現所有者と前所有者を県警熱海署に刑事告訴する方針だと明らかにした。また、両者を相手取った損害賠償請求訴訟を9月中にも静岡地裁沼津支部に起こす。請求額は計200億円前後になる見通しという。…
「推本がバカみたい」東電株代訴訟で厳しい尋問 原発事故の個人責任認定は
平成23年3月の東日本大震災で起きた東京電力福島第1原発事故は、当時の経営陣に責任はなかったのか-。事故翌年にこうした争点で提訴された株主代表訴訟が、提訴から9年を過ぎた今年に入り大きな動きを見せた。5~7月には被告となった元取締役4人の本人尋問を実施。一様に自らの責任を否定する被告らに対し、裁判官が厳しい口調で追及する異例の尋問となった。訴訟は11月末にも結審する見込みで、原発事故で初めて個人の責任が認められるかどうかに注目が集まる。…
名古屋港にヒアリ数百匹 人的被害なし
環境省と愛知県は12日、名古屋港の鍋田埠頭(ふとう)に陸揚げされたコンテナや積み荷から、強毒を持つ南米原産の特定外来生物ヒアリが数百匹見つかったと発表した。人的被害はない。いずれも働きアリで、女王アリや卵は発見されていない。既に殺虫処理し、周辺への定着や繁殖の可能性は低いという。…
ソフトボール後藤希友選手の「金」交換へ 河村市長のメダルかじりで
名古屋市の河村たかし市長が東京五輪ソフトボール日本代表後藤希友選手の金メダルをかじって批判が殺到した問題で、後藤選手のメダルが新しいものに交換されることが12日、関係者への取材で分かった。…
「尾身会長が嫌い」関連施設のガラス損壊疑で男逮捕
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(72)が理事長を務める独立行政法人「地域医療機能推進機構」(東京都港区)の施設に侵入し、入り口のガラスを割ったとして、警視庁捜査1課は、建造物損壊と建造物侵入の疑いで、東京都東村山市萩山町の無職、石井宏典容疑者(39)を逮捕した。調べに対し、「尾身会長が嫌いだからやった」などと容疑を認めている。…