今月初め、世界初の3Dプリント製の安楽死マシン「サルコ(Sarco)」の運用がスイスで合法化され、広く話題を呼びました。
そのサルコの開発者であるフィリップ・ニチケ(Philip Nitschke)氏は今、新たに禁断の一歩を踏み出そうとしているようです。
報道によると、ニチケ氏は認知症を発症したときのために、利用者が解除を忘れると死に至る「安楽死インプラント」の開発を計画しているとのこと。
氏いわく、何のために「死のスイッチ」を解除するのか忘れた時点で、安らかに死ぬことができるという。
しかし、このコンセプトは、まだ認知症を発症していない人が、単に解除スイッチを忘れたり、あやまって寝過ごした場合、悲惨なことになりかねない危険なものです。
目次 安楽死マシンの次は「安楽死インプラント」? 安楽死マシンの次は「安楽死インプラント」? ニチケ氏は、オーストラリアの非営利団体・エグジット・イ…
参考文献
Inventor of 3D-printed coffin-like ‘suicide capsules’ reveals plans to create a body implant for people with dementia that would KILL its user if they forget to deactivate it
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-10339157/Inventor-suicide-pod-plans-create-lethal-body-implant.html
Creator of ‘suicide pod’ wants to make body implant that would kill you if you forget to deactivate it
https://www.independent.co.uk/life-style/gadgets-and-tech/suicide-pod-implant-doctor-euthanasia-b1980600.html