監修者が解説、特別展「ポンペイ」の見どころ、2000年前が鮮やかに蘇る

南イタリアのナポリ近郊に位置するポンペイは、紀元79年、ヴェスヴィオ山の噴火によって一昼夜にして街のすべてが埋没した。大々的な発掘が開始されたのは18世紀のことで、たちまち古代ローマ文明をリアルに体感できる都市遺跡としてヨーロッパ中の話題をさらった。 詩人ゲーテは「こんな興味ふかいものはそう沢山はない…

3600年前の超巨大「ミノア噴火」、津波の犠牲者をついに発見

19世紀に近くで噴火した時のティラ島(サントリーニ島)の様子。手前がティラ島で、カルデラの縁の一部だ。ここから160キロ以上離れた場所で、青銅器時代の噴火とそれによって引き起こされた津波の新たな証拠が見つかった。(COLOUR-PRINTED ENGRAVING VIA UNIVERSAL HISTORY ARCHIVE/UIG/BRIDGEMAN IMAGES) 約3600年前…

謎の巨大六角遺跡 民間から無償取得 市原市 全長60メートル、有力者の墓か

市原市が取得した海保大塚古墳(中央の六角形の盛り土部分)=同市海保(1989年撮影、市埋蔵文化財調査センター提供) 市原市は、巨大な古墳を含む同市海保の土地を民間から無償で取得した。古墳は「海保大塚(かいほおおつか)古墳」と呼ばれ、墳丘の全長は60メートル(高さ約8メートル)もある。市埋蔵文化財調…

「源氏物語」「枕草子」舞台の建物跡 京都の発掘調査で初確認|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

平安宮内裏にあった後宮建物の登華殿(写真手前)と弘徽殿(奥)の遺構。平安文学の舞台だったことで知られる(京都市上京区)=市埋蔵文化財研究所提供 平安宮内裏にあった後宮建物の登華殿(写真手前)と弘徽殿(奥)の遺構。平安文学の舞台だったことで知られる(京都市上京区)=市埋蔵文化財研究所提供 平安文学を…