「ムーアの法則」を“延命”させる巨大なマシンが、いま動き始めようとしている

半導体の集積度が18カ月で2倍になるという「ムーアの法則」。ここにきて法則の継続性を疑問視する声も上がるなか、法則に沿うかたちで驚異的な集積度のチップを生み出す可能性を秘めたマシンの開発が進んでいる。オランダの半導体製造装置メーカーのASMLが開発中のこの装置は。、原子数十個分の大きさの素子を形成する能力をもつ。この装置で生産するチップによって、テック業界や経済全体の進歩は加速することになるのか。

折り曲げられるコンピューターチップは世界を変えられるか:その秘めたる可能性と課題

原材料にプラスティックを用いたコンピューターチップの開発に、アームなどの研究チームが成功した。まだ決して性能が高くないうえ消費電力が多いという課題もあるが、薄くて曲がることで従来のシリコンチップとは異なる用途が期待されている。