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<『Web編集の教科書』『Fail Fast! 速い失敗が未来を創る』『思い通りに人を動かすヤバい話し方』──各出版社がいま、最もオススメする6冊を紹介> 各出版社の「これはぜひ推したい!」という新刊本を紹介。発行に携わった出版社の担当者たちが、それぞれの本のエッセンスやおすすめのポイントなどをご案内します(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。 『現場で使える Web編集の教科書』 著者:withnews+ノオト+Yahoo!ニュース 出版社:朝日新聞出版 (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます) WebメディアやSNSで使える「Web編集」について、初歩の初歩からわかるように一冊にまとめたのが、この『Web編集の教科書』です。Webメディアの歴史、マネタイズなどの基礎知識に加えて、文章や動画の制作工程まで網羅しています。 また、日本を代表するトップWebメディア20社から、特別に、門外不出のノウハウも伝授していただいています。たとえば、Yahoo!ニュースの情報の届け方のコツ、東洋経済オンラインのリアリティのある記事の作り方、ジャンプ+の漫画に付加価値をつける方法、ABEMAPrimeの刺さる動画編集法、クックパッドニュースのSNSを使い分ける情報発信術、など。このほかにも、今日からすぐにでも実践できるノウハウが盛りだくさんです。 Webメディアで編集者として働きたい方、企業のWeb担当者、ネットを介して情報を発信したいが読者に届かないという方におすすめの、使える一冊です。 (書籍編集部 増田侑真) 『Fail Fast! 速い失敗が未来を創る ーコロナ後を勝ち抜く36の視点』 著者:藤田浩之 出版社:ウェッジ (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます) オバマ・トランプの両大統領が絶賛し、米国の製造業の未来を託された日本人実業家がいることをご存じでしょうか。 米国でMRI(磁気共鳴画像)基幹システムの製造企業であるクオリティー・エレクトロダイナミクス(QED社)を創業。リーディングカンパニーとして大きく飛躍させた後、キヤノングループ企業でCTOを務め、クリーブランド財団など数多くの理事を務める藤田浩之氏です。 在米30年にもなる藤田氏は、コロナ禍のいま、「米国の強みは実行力にある。早く失敗して、そのことから学び、成功につなげることが大事だ」と強調。ワクチン接種の遅れなどを引き合いに、実行力が著しく欠如する日本の現状を海の向こうから憂い、実業家としての経験を交えながら、”Fail Fast! “(ダラダラ失敗しない)の精神を伝えてくれるのが本書です。 コロナ後を勝ち抜くビジネスリーダーに必要な視点を示してくれる1冊といえます。 (編集部 T) ===== 『Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』 著者:トッド・ローズ オギ・オーガス 大浦千鶴子(訳) 伊藤羊一(解説) 出版社:三笠書房 (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます) 「ダークホース」というと、一般的には「穴馬」とか「いきなり現れて大勝した人」というイメージでしょうか。どちらにしても、本書のタイトルを見て「ダークホースの本なんて自分には関係ない」と思われた方、いらっしゃいませんか? 実は、私がそうでした。 「ダークホース」のような”いわば特殊な人”の事例を挙げても真似できるわけではないし、本として成立するのかな……、と不安に思ったものです。 ところが! 原稿を読み進めるうちに、「すごい本だ!」と興奮を覚えました。小さな事例が一つひとつ積み重なっていき、最終的には大きな”成功地図”が浮き上がってくる――。そんな素晴らしい作品です。 解説をお願いした伊藤羊一先生も、ゲラを読んですぐに、「すごい本に出会ってしまった。正直、震えた!」とTwitterで呟いてくださいました(そのまま本の帯に使用させていただきました)。 本書で紹介する成功法則は、ハーバード教育大学院の研究者の著者が何百人もの「ダークホース(型破りな成功をした人)」にインタビューを行い、「ダークホースの思考法」を科学的な研究をもとに世界ではじめてマニュアル化したものです。つまり、科学的な根拠に基づき、しかも再現性があるのです! 彼らに共通する4つのルールについては本書をお読みいただきたいのですが、変化の時を迎え、正解のない時代に生きる私たちに今、必要な「成功への新しい地図」が記されている1冊であることは間違いありません。 (編集本部 北畠佐知子) 『コロナが明けたらしたいこと』 著者:うえはらけいた 出版社:アスコム (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます) 本書は、第12回コミチ漫画賞大賞受賞作です。もともと作者がTwitterで日々投稿していたもので、当時から「泣ける」と話題になっていました。 この物語は、主人公のおさむとつかさが出会う、幼稚園の入園式から始まります。幼いふたりは、お互いの手をギュッとにぎりあったまま、離しません。かわいくて、やさしくて、なぜか不思議な余韻を残すこの始まりに、ぼくは一気に引き込まれていました。 やがて大人になり、つかずはなれず、もどかしい距離を保っていたふたりの人生は、つかさに起きたある出来事をきっかけに、再び重なり始めます。 それは、上記のふたりが出会ったシーンに関係しています。 すべてはつながっていて、最後まで読み終えたあなたは、自分にとって一番大切な人が誰なのかに思いを馳せることでしょう。 コロナが明けたら……。 ふたりが交わした約束とは? (アスコム編集部 菊地) ===== 『好転力』 著者:服部道子 出版社:世界文化社 (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます) 「なぜかいつも勝っている人」 「普段そんなにすごい感じじゃないのに仕事は結果を出している人」 まわりにそんな人いませんか? VUCAと言われ、 順風満帆に進むことなどほとんどない今の時代。 良い結果を出すために必要なのは、 途中で訪れるピンチや危機にどう対応するのかが大事なのかもしれません。 ゴルフというスポーツは大自然が相手。 突然強風が吹く、雨が降る、視界が悪くなる ボールがラフに入る、バンカーに入る、傾斜の強いグリーン……。 トラップがいっぱいのまさにVUCAなスポーツです。 相手と打ち合うわけでもなく、 ひたすら”自分のプレー”だけで打数を競います。 そんなゴルフという競技の中で訪れる数々のピンチの中、 著者はどう状況を好転させてきたのか? 優勝できずに悩んでいた時期、 プロ野球の落合博満さんから言われた一言など 目から鱗のリアルな話が満載で、 技術論でも精神論でもなく 我々普通の社会人にも応用可能なメソッドに溢れています。 (編集担当 大森春樹) 『思い通りに人を動かすヤバい話し方』 著者:Dr.ヒロ 出版社:フォレスト出版 (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます) 「もっと人に好かれたい」 「もっと相手から信頼されたい」 「思った通りに人を動かしたい」 そんなふうに思う方も少なくないのではないでしょうか。 本書は、話し方を極めたトップセールスの経験をもつ人気YouTuber、Dr.ヒロ氏の初の書籍です。普通の教科書的な話し方本では書かれていない内容のオンパレード。著者自身がセールスの現場で、泥臭く実験と実践を繰り返し見出した、「本当に使える考え方・テクニック」を惜しみなく書いていただきました。 印象を決めるポジショニングの考え方、会話を引き出す聞き方・質問法、緊張しないで話す方法、著者がオススメする使える心理効果など、相手の心を動かすありとあらゆるコミュニケーション技法が紹介されています。 「これまで話し方本を読んでもあまり変わらなかった」 「ビジネスで使うことが難しかった」 という方にこそ読んでいただきたい一冊です。 (担当編集 鹿野) flier編集部 本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。 通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。