カーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)を目指した、日産自動車の電動化戦略における独自性が際立つ。電気自動車(EV)とハイブリッド車(HEV)であるシリーズ方式のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載した車種(以下、e-POWER搭載車)に集中し、競合企業であるトヨタ自動車やホンダが重視するプラグインハイブリッド車(PHEV)や燃料電池車(FCV)には背を向ける。日産自動車でパワートレーンの開発をけん引する同社専務執行役員の平井俊弘氏に真意と今後の見通しを聞いた。…
EV並みの走行感覚にこだわり、静粛性と市場データで差異化図る
e-POWERは、発電専用エンジンと発電機、インバーター、駆動モーター、リチウムイオン2次電池(以下、電池)で構成されたハードウエアと、制御用ソフトウエアから成るシステム。これを搭載した車両(以下、e-POWER搭載車)は、ガソリンで動くエンジンの回転で発電機を回し、発電によって得た電気を電池に充電。続いて、この電池に蓄えられた電気を駆動モーターに供給し、タイヤを回転させることで車両の駆動力を得る仕組みだ。…
【人事】経済産業省人事(29日)
経済産業省人事(29日)資源エネルギー庁資源エネルギー政策統括調整官(電力広域的運営推進機関理事)都築直史
リストラは順調も成長戦略に課題、脱炭素に技術力を生かせるか
「営業利益は1500億円で、営業利益率は1.5%。純利益も600億円の見通し」─。2021年7月28日、日産自動車社長兼最高経営責任者(CEO)の内田誠氏(以下、内田社長)が、21年度(22年3月期)通期の業績見通しを発表した。いわゆる3期ぶりの「黒転(黒字転換)予想」である。…
口座売買防止から住所まとめて変更まで、eKYC企業が狙う新ビジネス
「不正送金を助長する口座の売買は違法です」。兵庫などのサイバー犯罪対策課はTwitterにこうした警告の書き込みを続けている。Twitterで金融機関の口座売買をもちかける匿名の書き込みが後を絶たないからだ。…
日産が復活するには
日産自動車が復活に向けて今、事業構造改革「日産ネクスト」と呼ぶリストラに取り組んでいます。同社が日本の経済に与える影響は大きく、完全復活できるか否かを心配する声が製造業から上がっています。リストラの進捗は順調なようですが、完全復活にはリストラ後に成長軌道を歩めるかどうかがポイントになりそうです。成長に向かうには日産自動車に何が必要でしょうか。外部の視点から教えてください。…
BANDAI SPIRITSガンプラ工場新館建つ 生産能力1.4倍に引き上げ
BANDAI SPIRITS(東京・港)は2020年12月、「ガンプラ」(「ガンダムシリーズ」のプラモデル)をはじめとしたプラモデルを生産する工場「バンダイホビーセンター」(静岡市)の敷地内に新設した「バンダイホビーセンター新館(以下、新館)」を稼働させた。増えつつあるガンプラの需要に対応するため、生産能力を1.4倍に引き上げた。コンパクトな建屋の中に射出成形機6台を所狭しと並べ、成形機周りのスペースを生かせるように小回りの利く自動搬送車(AGV)を導入。さらに成形機の稼働管理をコンピューターシス…
1720万回/秒のDDoS攻撃を受けたクラウドフレア、125カ国2万超のボットが発信
今回は、3件のトピックを取り上げる。米Cloudflare(クラウドフレア)が受けたDDoS攻撃と、EIZOのメールアカウントの乗っ取り被害、提供が一時停止された東北新社の釣り情報サービスである。…
大型の杭打ち機が不要な洋上風車基礎、50年に1度の高波に耐える
大林組は、大型の杭(くい)打ち機が不要な着床式洋上風車の基礎「スカートサクション」を秋田県沖に1年間設置し、50年に1度の高波に見舞われても大きな変状が生じなかったことを確認した…