青森・八戸港 貨物船座礁 流出した油 三沢市沿岸まで到達

青森・八戸港で、パナマ船籍の貨物船が座礁した事故で、船体が折れて流出した油が24km以上北西に流れ、三沢市沿岸まで到達している。
13日朝の三沢市の沿岸には、座礁した船から流出した油が到達し、海や砂浜は変色している。
住民からは、「においます」との声が聞かれた。
パナマ船籍の貨物船は11日、八戸港で座礁して、12日に船体が2つに折れ、燃料油などが流出した。
海上保安庁は、油の除去作業を急ぐとともに、漂流した船体を引き続き監視している。

火元は“たこ足配線”ホコリも 東京地検特捜部でまた火事

東京・霞が関の東京地検特捜部の執務室で再び起きた火事で、火元と見られる電源タップが、いわゆる「たこ足配線」の状態だったことがわかった。
12日夕方、千代田区霞が関の検察庁9階の東京地検特捜部の執務室で、封筒などが燃え、職員が消火した。
警視庁のその後の調べで、火元とみられるのは、電源タップの差し込み口で、パソコンやプリンターなど複数のプラグが刺さった、いわゆる「たこ足配線」の状態で、ホコリがたまっていたという。
特捜部では7月16日にも、1つ上の階の執務室で、電源タップやパ…

大谷翔平選手 “二刀流”でHR王争いのライバルと直接対決

メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が先発登板。
ホームラン王争いのライバルと直接対決。
1番ピッチャーとして、投打の二刀流で先発した大谷選手。
初回、ホームラン王争いで3本差の2位につけている、ゲレーロ選手と直接対決に臨んだ。
初球の変化球を三遊間に運ばれ、ヒットを許した大谷選手。
しかし、その後は打ち取り、初回を無失点で切り抜けた。
ホームラン38本でトップを走る大谷選手は、その裏の第1打席。
内角低めのストレートに詰まりながらも、しっかりと振り抜き、左中間へ2ベースヒットを放った。
(写真: 時…

緊急事態宣言追加を検討 来週にも決定 東京は“延長不可避”

政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、近く、緊急事態宣言を発令する地域を追加する方向で検討に入った。
来週にも正式決定する見通し。
政府は、宣言を追加する地域について、茨城県や福岡県など、国に発令を要請している地域を中心に検討を進めていて、複数の政府関係者は、来週にも、宣言を追加する地域や期間を決める見通しだとしている。
一方、8月末に期限を迎える東京など、6つの都府県に発令中の宣言については、「延長は避けられない」との見方が大勢。
菅首相は、13日午後に関係閣僚と…

“盛り土”業者らを刑事告訴へ 熱海土石流被災者と弁護団

静岡・熱海市で起きた土石流で、被災者と弁護団は13日、盛り土を行った業者らを早ければ来週にも刑事告訴する方針を明らかにした。
この土石流は、崩落の起点にあった盛り土が被害を拡大させたとみられている。
被災者と弁護団は13日に会見を開き、盛り土を行った前の土地の所有者と現在の所有者について、早ければ来週にも重過失致死傷などの容疑で刑事告訴する方針を示した。
被害者の会・瀬下雄史会長「被害にあわれた方々全員に共通していることは、怒りが原動力になっている」
また、9月末までに、損…

バーバリライオンの赤ちゃん 手厚いケアでスクスク もうすぐ屋外デビュー

カメラのシャッター音にピクっと反応するのは、チェコの動物園で7月に生まれた、バーバリライオンの赤ちゃん。
自然界では、絶滅したとも言われている希少な種類。
オスとメスの兄弟は、まだヨチヨチ歩き。
屋内で過ごす毎日で、袋に入れられ体重測定をしたり、されるがままの健康チェックもある。
飼育員の手厚いケアのもと、2頭は成長の様子を見ながら、あと1カ月ほどで屋外デビューとなるという。

米NY“屋外営業”の動き拡大 屋内飲食に「接種証明」義務へ

感染が拡大する中、アメリカ・ニューヨーク市では、8月16日から、屋内飲食にはワクチンの接種証明の提示が義務化される。
一方で、義務化を前に、レストランでは屋内での営業をやめるなど、対策を強化する動きがみられる。
レストランのオーナー「小さなスペースなので、お客さまや地域、従業員の安全のため、屋内営業をやめ、リスクを減らすことが最善だと感じた」
ワクチンを接種済みの人でも感染するブレークスルー感染も確認される中、このレストランでは、すべての従業員が接種済みであるものの、リスクを軽減するため、屋内の営業を取りやめたという。
一方で、営業を…

特捜部が入るフロアでまた火事 東京地検

東京地検特捜部が入るフロアで、また火事があった。
東京地検によると、12日午後3時40分すぎ、東京・千代田区霞が関の中央合同庁舎6号館の東京地検特捜部が入るフロアで、封筒などが燃える火事があった。
職員により鎮火され、けが人はいなかった。
燃えた封筒の下には電気コードがあり、電気系統から出火した可能性もあるという。
特捜部が入るフロアでは、7月16日夜にもパソコンや電源タップが燃える火事があったばかりで、東京地検は、「消防などと連携しながら、原因に関して調査していきたい」と…

西~東日本 13日にかけ大雨警戒 九州では豪雨被害

九州各地で避難指示が出された大雨は、13日にかけて雨量を増やしながら範囲も広がると予想され、厳重な警戒が呼びかけられている。
断続的に降り続く雨で、水に漬かった住宅。 熊本・天草市の午後7時ごろの様子。
被害を受けた住民「ここまで上がった。今これくらい引いている、十何cmくらい。ここまで水が上がって、あっちにどんどん流れた」
雨が降り続く中、消防隊員たちが、家を1軒1軒回り、住民に警戒を呼びかけた。
消防隊員「常に見ておいてください。いつ(水が)来るかわからない」
午前10時すぎ、熊本・中央区の通町筋では、急に雨脚が強まり、辺りが…

日航機事故36年 追悼慰霊式 感染対策で規模縮小

乗客・乗員520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から12日で36年となり、墜落現場の群馬・上野村で、追悼慰霊式が行われた。
追悼慰霊式は、12日午後6時から始まり、2021年は、2020年と同様に感染拡大防止のため、遺族の参列はなく、上野村や地元の関係者などで規模を縮小して行われた。
そして、犠牲者と同じ数の520のろうそくに明かりがともり、墜落時刻の午後6時56分に1分間の黙とうがささげられた。
日本航空・赤坂社長「36年前の事故の教訓をいっそう生かし、安全安心な社会が作れるよう何かできないかと考えながら、きょうも登山をさせていた…