失敗したとき

人生は失敗の連続のようなものなので、私たちは日々失敗を重ねています。そして失敗をするたびに、あせったり、恥ずかしくなったり、いらいらしたり、自己嫌悪に陥ったり、意気消沈したり、不安になったり、人に責任転嫁したくなったり、もうなにもかもおしまいだと思ったり…

大人の魂の中にある、子どものための万能薬

「子どもに畏敬の念をもつこと。 子どもに本気で興味をもつこと。 自分は子どもを守っているのだという感覚をもつこと。 この三つは、子どもに向き合う大人の魂のなかにある、 魔法の万能薬です。」シュタイナーの言葉です。もう本当にその通りです。どんな子どもの中に…

「朝の祈り」

ワラーでは毎朝、全部のクラスがホールに集まって、季節の歌をうたって、朝の祈りを唱えます。「朝の祈り」私は世界を見ます。そこでは太陽が輝き、星が瞬き、石が黙っています。植物が育ち、獣が生活し、魂を与えられた人間が、精神に居場所を与えています。私は私のなかに…

悪や不完全なものと戦うもっとも正しい方法

「悪や不完全なものと戦うもっとも正しい方法は、善や正しいものを生み出すことである」(「いかにして高次の世界を認識するか」松浦賢訳)これは私がかなり衝撃を受けたシュタイナーの言葉の一つで、未だに思い出すたびに、「ああ、そうだった」軽い驚きのようなものを感じ…