<行く先々でうり二つと言われてウンザリもしたが、ファンが喜ぶ顔を見て今の仕事を続けることに> 「似ている、そっくりだ」と言われだしたのは『ギルバート・グレイプ』が全米公開された1993年頃からだ。自分でも映画を見に行って、「確かに」と思った。 以来、レオナルド・ディカプリオがスターダムを駆け上がるにつれ、会う人たちに言われるようになった。「うり二つだ、他人とは思えない」 ディカプリオ主演の『タイタニック』が大ヒットすると、事態はさらにエスカレートした。当時私は20代初め。サンフランシスコに住んでいた…
「社会に悪影響な配信者」は問答無用で追放、人気の女性配信者を排除した中国当局
<「お下品」な動画で人気を博していた女性のアカウントが「永久停止」に。ネットの不適切コンテンツ一掃を進める当局の粛正だと話題に> TikTokの中国本土版「抖音(ドウイン)」で700万人以上のフォロワー数を誇る型破りなライブ配信者が9月2日、何の前触れもなくソーシャルメディアから削除された。中国の規制当局は現在、国内のエンターテインメント業界の粛清を進めている真っ最中だ。 ここ1週間ほどの間にソーシャルメディアで起きている大きな変化を見守ってきたユーザーたちは、中国共産党の幹部にとって「正しい」エン…
増長する習近平が今度は日米韓流「軟弱系」アイドル文化を断罪
<「女々しい」男性アイドルや「推し」消費をアメリカや日本の悪しき影響と断罪、国防のために男らしくなければならないとする社説が登場> 中国の国営メディアは、アイドル文化と欧米の影響を厳しく取り締まる習近平(シー・チンピン)国家主席の方針を讃える論説を掲載した。 「根底的な変革が進んでいるのは、誰の目にも明らかだ!」と題したこの論説を書いたのは、元国営メディア主筆の李光滿で、中国版の微信(ウィーチャット)で発表されたという。習政権の規制強化の動きは中国共産党の創設者たちの理念に立ち返る「革命」の一環だと…
億万長者の「宇宙開発」競争は、実はこんなに世界に貢献している
<決して金持ちの道楽に非ず。富豪実業家のビジョンと競争心が、宇宙開発に革新をもたらす> 「偉大な人が素晴らしいことをしようとすると、小さい者たちが阻止しようとする」。フランク・ディレイニーは小説『アイルランド』でそう書いている。イギリスの実業家リチャード・ブランソンとアマゾンの創業者ジェフ・ベゾスが、それぞれ自前の商用宇宙船で宇宙に行くと発表した際に、怒りやあら探しが出たのも無理はないのだろう。 批判の論調は、バーニー・サンダース米上院議員のツイートに凝縮されている。「地球上で最も豊かな国で、国民の…
ベゾスら大富豪の宇宙旅行は科学発展の福音か、ただの道楽か
7月20日、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスが自ら設立した宇宙開発企業ブルーオリジンのロケット「ニュー・シェパード」に乗り、宇宙へと出発。 約10分後に無事に帰還した。 11日にはイギリスの富豪、リチャード・ブランソンも有人宇宙船の試験飛行に成功。 このところ相次ぐ大富豪の宇宙旅行は科学の発展の新たな形か、それともただの金持ちの道楽か。 答えは今後の宇宙開発の行方に懸かっている。 ===== 無重力体験を楽しむベゾスら搭乗員 NBC News-YouTube…