イプシロン5号機打ち上げ 高専や企業の衛星9機搭載

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日午前、小型ロケット「イプシロン」5号機を鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた。高知工業高等専門学校など国立高専10校が共同開発した小型衛星や民間企業の衛星など、同型機では最多の9機を搭載。当初10月の打ち上げ予定だったが、装置の不具合や強風などのため3回延期していた。…

大腸菌で火星脱出のロケット燃料を作る技術が登場

火星基地のアーティストイメージ
Credit:NASA/Georgia Tech

全ての画像を見る

現在火星で活躍している探査機は、基本的に片道切符で地球へ帰還することは想定されていません。

しかし、今後は人間を火星に送ることも計画されており、火星から地球へ帰ってくるための技術は不可欠なものとなります。

ここでネックとなるのが火星から脱出するためのロケット燃料をどうやって確保するかです。

そこで米国ジョージア工科大学(Georgia Tech)の新しい研究は、大腸菌を利用して火星でロケット燃料を生成させる新しい方法を提案しています。

この方法で生成される 「2,3-ブタンジオール (2,3-BDO)」は、地球大気圏の脱出にはパワーが足りない燃料ですが、重力が弱い火星からの脱出には十分に活躍できるとのこと。

研究の詳細は、10月25日付で科学雑誌『Nature Communications』に掲載されています。

目次 火星発ー地球行の帰還便はとても割高大腸菌が火星で燃料を作る 火星発ー地球行の帰還便はとても割高 現在火星に探査機がいくつも送り込まれていますが…

全ての画像を見る

参考文献

Making Martian Rocket BioFuel on Mars
https://news.gatech.edu/news/2021/10/25/making-martian-rocket-biofuel-mars

元論文

Designing the bioproduction of Martian rocket propellant via a biotechnology-enabled in situ resource utilization strategy
https://www.nature.com/articles/s41467-021-26393-7

国産飲み薬、治験参加者の確保困難に 国も支援強化

 国内での感染者数減少により、新型コロナウイルスの対策の切り札として注目される飲み薬の安全性や有効性をヒトの体で確かめる臨床試験(治験)の進捗(しんちょく)が見通しにくくなっている。国産の飲み薬を開発中の塩野義製薬も治験参加者の確保に苦戦。国は新型コロナの軽症患者を対象に、実施している治験を紹介するコールセンターを設置する異例の対応をとっている。…

Blu-rayの1万倍も保存できて無限の寿命を持つ「5次元光ストレージ」が登場

2013年に実証されて以来研究が続けられている5D光ストレージ。500TBの容量を持つという。
Credit:University of Southampton

全ての画像を見る

かつては活躍したCDやDVD、Blu-rayといった記憶媒体ですが、現在では使用頻度はかなり減っている印象があります。

その原因は1つにネット回線が飛躍的に向上したこともありますが、基本的なデータ容量が大きくなりすぎたこと、そして何より記憶媒体の寿命が短いことがあげられます。

一般的なCD、DVDの寿命はせいぜいが十数年程度とされています。

しかし、英国サウサンプトン大学では、フェムト秒レーザーというものを使ったBlu-rayの1万倍も密度の高い新しい記憶媒体を研究しています。

定期的にその成果が更新されているこの記憶媒体は、「5次元光ストレージ」と呼ばれていて、ディスク容量は約500TB、常温での寿命は実質無限だとされています。

この研究の詳細は、10月28日付で科学雑誌『OPTICA』に掲載されています。

目次 5次元光ストレージとは? 5次元光ストレージとは? 現在ほとんどのデータはハードディスクや、ネット上のサーバーに保存されています。 しかし、ハ…

全ての画像を見る

参考文献

5D data storage technology offers 10,000 times the density of Blu-ray
https://newatlas.com/electronics/5d-data-storage-technology-density-blu-ray/

元論文

High speed ultrafast laser anisotropic nanostructuring by energy deposition control via near-field enhancement
https://www.osapublishing.org/optica/fulltext.cfm?uri=optica-8-11-1365&id=462661

スマホを投げて空撮するための衝撃吸収カバーが開発される

スマホを投げて動画を撮影するアイテム「AER TYP」
Credit:AERVIDEO_AER – THROW YOUR PHONE (2021)

全ての画像を見る

近年、スマホのカメラ性能はますます向上していますが、ドローン空撮のような魅力的な映像を撮ることはできません。

しかしカメラ付きドローンは、費用、撮影場所、操作技術などの面で、多くの人にとっては遠い存在です。

そこでドイツを拠点とするグループ「AERVIDEO」は、スマホを投げて空撮のような映像を撮るアイテム「AER TYP」を開発しました。

現在、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中です。

目次 スマホを投げて気軽な空撮を楽しもう スマホを投げて気軽な空撮を楽しもう 「スマホを放り投げれば、いつもと違った映像が撮れる」という突飛なアイデ…

全ての画像を見る

参考文献

AER – Throw Your Phone
https://www.kickstarter.com/projects/aervideo/aer-throw-your-phone/description