水虫の治療に重曹が効くのか?!についてのメモ

爪水虫がなかなか治らない
最近、一部の足の爪がブヨブヨでボロボロになりはじめてきました。一応、皮膚科に通い、軟膏の薬をもらったのですが、2か月くらい様子を見ましたが、効果が感じれませんでした。そこで、内服薬で体の内側から治そうということで、『テルビナフィン』という錠剤を皮膚科に出してもらいました。
しかし、3か月経っても症状が変わりません。治療には半年から1年くらいはかかるだろうと先生には言われているので、ちょっと焦るのは早すぎなのかもしれませんが、不安になってきました。薬の効果と併用して、他に何か…

ニホンリスは猛毒「ベニテングダケ」を普通に食べられると判明!

ベニテングタケを食べるニホンリス(撮影:五味孝一さん)
Credit: Kenji Suetsugu et al., Frontiers in Ecology and the Environment(2021)

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毒キノコは、私たち人を含む大半の生き物が手出しできない危険な存在です。

しかしこのほど、長野県の山林において、ニホンリスが、毒キノコとして有名なベニテングタケやテングタケを日頃から常食していることが明らかになりました。

今回の報告は、昨年の12月1日付けで学術誌『Frontiers in Ecology and the Environment』に掲載されています。

目次 ニホンリスは毒キノコを安全に食べられる ニホンリスは毒キノコを安全に食べられる 代表的な毒キノコであるベニテングタケ(学名:Amanita m…

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参考文献

「毒キノコ」とニホンリスの関係 ~ ベニテングダケを食べるニホンリス ~(神戸大学)
https://research-er.jp/articles/view/106480

元論文

Squirrel consuming “poisonous” mushrooms
https://esajournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/fee.2443

木に空いた穴を「1日以内に完全修復」できるアリを発見!

アステカ・アント(パナマで撮影)
Credit: Bruno de Medeiros/iNaturalist/CC BY 4.0

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中南米パナマの熱帯雨林にて、アリの驚くべき能力が新たに発見されました。

セクロピア(Cecropia)という木に生息するアステカ・アルファリ(Azteca alfari)は、木の表面にあいた穴を1日以内に完全修復できることが判明したのです。

アリの子どもや卵など、巣内のコロニーが危険にさらされた時に、修復行動が最も頻繁に起こったとのこと。

研究は、昨年の12月30日付けで学術誌『Journal of Hymenoptera Research』に掲載されています。

目次 パチンコ玉が当たったことで偶然発見! パチンコ玉が当たったことで偶然発見! この修復現象は、地元のインターナショナルスクールに通う高校生のAl…

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参考文献

These Ants Can ‘Heal’ Wounded Trees in a Fascinating Symbiotic Relationship
https://www.sciencealert.com/these-ants-heal-wounded-trees-in-a-fascinating-symbiotic-relationship

元論文

Azteca ants repair damage to their Cecropia host plants
https://jhr.pensoft.net/article/75855/

ボトックス注射でうつ病や不安症のリスクを減らすと判明!

ボトックス注射でうつ病や不安症のリスクを減らすと判明!
Credit:Canva . ナゾロジー編集部

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ボトックス注射が、うつや不安に効くようです。

米国カリフォルニア大学で行われた研究によれば、美容や医療目的のボトックス注射を行った4万人の経過データを分析したところ、額や首など特定の部位に注射された人々において、不安症に陥るリスクが最大で72%も減少していた、とのこと。

また、うつ病になるリスクも大幅に減少していることも確認できました。

ボトックス注射の主成分であるボツリヌス菌の出す「毒素」が脳や神経系に作用して、ネガティブな感情の発生源となる神経活動を抑え込んでいるからだと考えられます。

研究結果の詳細は12月21日に『Scientific Reports』にて公開されています。

目次 ボトックス注射でうつ病や不安症のリスクを減らすと判明!ボツリヌス毒素がネガティブな感情を麻痺させる ボトックス注射でうつ病や不安症のリスクを減…

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参考文献

Beneficial Side Effect: Botox Injections May Reduce Anxiety
https://scitechdaily.com/beneficial-side-effect-botox-injections-may-reduce-anxiety/

元論文

Postmarketing safety surveillance data reveals protective effects of botulinum toxin injections against incident anxiety
https://www.nature.com/articles/s41598-021-03713-x

粘菌に「ゴッホの絵」をマネたような構造が見つかる

粘菌がゴッホの絵のような不思議な構造をとると判明!
Credit:ライス大学

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粘菌の遺伝子をいじると芸術家になるのかもしれません。

米国ライス大学で行われた研究によれば、社会性の強い粘菌の遺伝子を操作してたところ、ゴッホの絵画のような不思議な構造をとることが発見された、とのこと。

遺伝子をいじられた粘菌たちは次々に直系1ミリほどの円を形成し、最終的には培養皿全体が、円形の構造で埋め尽くされました。

しかし、いったいどうしてこのような不思議な構造が形成されたのでしょうか?

研究内容の詳細は12月7日に『mSystems』にて公開されています。

目次 粘菌がゴッホの絵のような不思議な構造をとると判明!キノコになりきれない粘菌たちの苦肉の策が円形を作った 粘菌がゴッホの絵のような不思議な構造を…

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参考文献

Swirling bacteria mimic Van Gogh’s ‘The Starry Night’
https://news.rice.edu/news/2021/swirling-bacteria-mimic-van-goghs-starry-night

元論文

Emergent Myxobacterial Behaviors Arise from Reversal Suppression Induced by Kin Contacts
https://journals.asm.org/doi/10.1128/mSystems.00720-21

菌類を利用して野イチゴの天然香料が発見される

ワイルドストロベリー
Credit:Ural-66(Wikipedia)_Fragaria vesca

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ワイルドストロベリー(和名:エゾヘビイチゴ)を代表とする野生のイチゴ(または野イチゴ)は、商店に並ぶイチゴとは違った魅力があります。

自然で育った野イチゴは濃厚で強い香りと独特の風味があるのです。

ドイツのユストゥス・リービッヒ大学ギーセン(Justus Liebig University Giessen)に所属する食品科学者ホルガー・ツォーン氏ら研究チームは、菌類である酵母を使用して野イチゴの香りを再現することに成功しました。

研究の詳細は、11月17日付の科学誌『Journal of Agricultural and Food Chemistry』に掲載されています。

目次 果物の搾りかすと菌類から新しい香りを生み出す菌類を利用して甘酸っぱい野イチゴの香りが生成される 果物の搾りかすと菌類から新しい香りを生み出す …

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参考文献

Get this: Fungus can make trash smell like strawberries
https://www.popsci.com/science/fungus-fermentation-waste-aroma/

元論文

Wild Strawberry-like Flavor Produced by the Fungus Wolfiporia cocos─Identification of Character Impact Compounds by Aroma Dilution Analysis after Dynamic Headspace Extraction
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.jafc.1c05770#

ここ20年で抗生物質の消費量は「46%増加」していた

抗生物質の消費量はここ20年で46%増加
Credit: jp.depositphotos

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オックスフォード大学(University of Oxford・英)を中心とした大規模プロジェクト「GRAM(Global Research on Antimicrobial Resistance、抗菌耐性に関するグローバルリサーチ)」にて、204の国と地域を対象とした抗生物質の消費量の変化を調査

その結果、2000年から2018年にかけて、抗生物質の消費率が46%も増加していることが判明しました。

これは、抗生物質の消費変化を縦断的に調べた初の調査です。

研究は、11月11日付けで学術誌『Lancet Planetary Health』に掲載されています。

目次 抗生物質と、その危険性について低・中所得国では76%も増加 抗生物質と、その危険性について 抗生物質とは、細菌を代表とする微生物の成長・増殖を…

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参考文献

Global antibiotic consumption rates have increased by 46 percent since 2000
https://medicalxpress.com/news/2021-11-global-antibiotic-consumption-percent.html

元論文

Global antibiotic consumption and usage in humans, 2000–18: a spatial modelling study
https://www.thelancet.com/journals/lanplh/article/PIIS2542-5196(21)00280-1/fulltext

極寒の南極で「空気中の水素をエサにして生きるバクテリア」を発見

南極東部マッケイ氷河のの北にある氷のない砂漠地帯。バクテリアはここから発見された。
Credit:Ian Hogg

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エネルギーとして得るものが何もなく、乾燥して細胞を維持することさえ困難な環境にも数多くのバクテリアが存在しています。

彼らはいったいどうやって生きるためのエネルギーを得て、細胞を維持しているのでしょうか?

南アフリカのプレトリア大学(UP)の研究チームは、東南極の凍土に潜む451種類のバクテリアを調査し、そのほとんどが空気中の水素を燃料とし、副産物として水を生成していることを明らかにしました。

また遺伝子解析から、これらの細菌は10億年前にこのような形態に分岐したこともわかったといいます。

人間が水素をエネルギー源として活用し始めたのはつい最近のことですが、南極に住むバクテリアは10億年前からそれをしていたようです。

研究の詳細は、11月9日付で科学雑誌『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』に掲載されています。

目次 極限の環境で生きる微生物霞を食べて生きる微生物たち水がない環境でも生命が生存できる可能性 極限の環境で生きる微生物 今回調査が行われたのは、東…

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参考文献

Antarctic bacteria live on air and make their own water using hydrogen as fuel
https://theconversation.com/antarctic-bacteria-live-on-air-and-make-their-own-water-using-hydrogen-as-fuel-171808

元論文

Multiple energy sources and metabolic strategies sustain microbial diversity in Antarctic desert soils
https://www.pnas.org/content/118/45/e2025322118

放射線で成長するクロカビが「生きたシールド」として宇宙飛行士を守る

真菌クラドスポリウムの一種が放射線を防ぐ
Credit:Keisotyo(Wikipedia)_クラドスポリウム

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宇宙空間では、太陽や銀河から届く放射線(宇宙線)が飛び交っています。

そのため、宇宙空間に長期滞在する宇宙飛行士たちは、それらの放射線から守られなければいけません。

アメリカ・ノースカロライナ科学数学学校(NCSSM)に所属するグラハム・シャンク氏ら研究チームは、放射線を防ぐ特殊な菌類について報告しました。

遠い将来、宇宙飛行士を守る「生きたシールド」を形成できるかもしれません。

研究の詳細は11月4日付のプレプリントサーバー『BioRxiv』に掲載されました。

目次 宇宙飛行士を放射線から守るシールド放射線を遮断し、エネルギーにして成長する真菌真菌の放射線シールドの実用化は遠い 宇宙飛行士を放射線から守るシ…

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参考文献

Could a Radiation Shield Made of Fungus Keep Astronauts Safe During Space Travel?
https://www.sciencealert.com/could-a-radiation-shield-made-of-fungus-keep-astronauts-safe-during-space-travel

元論文

A Self-Replicating Radiation-Shield for Human Deep-Space Exploration: Radiotrophic Fungi can Attenuate Ionizing Radiation aboard the International Space Station
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.07.16.205534v6.full

大腸菌で火星脱出のロケット燃料を作る技術が登場

火星基地のアーティストイメージ
Credit:NASA/Georgia Tech

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現在火星で活躍している探査機は、基本的に片道切符で地球へ帰還することは想定されていません。

しかし、今後は人間を火星に送ることも計画されており、火星から地球へ帰ってくるための技術は不可欠なものとなります。

ここでネックとなるのが火星から脱出するためのロケット燃料をどうやって確保するかです。

そこで米国ジョージア工科大学(Georgia Tech)の新しい研究は、大腸菌を利用して火星でロケット燃料を生成させる新しい方法を提案しています。

この方法で生成される 「2,3-ブタンジオール (2,3-BDO)」は、地球大気圏の脱出にはパワーが足りない燃料ですが、重力が弱い火星からの脱出には十分に活躍できるとのこと。

研究の詳細は、10月25日付で科学雑誌『Nature Communications』に掲載されています。

目次 火星発ー地球行の帰還便はとても割高大腸菌が火星で燃料を作る 火星発ー地球行の帰還便はとても割高 現在火星に探査機がいくつも送り込まれていますが…

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参考文献

Making Martian Rocket BioFuel on Mars
https://news.gatech.edu/news/2021/10/25/making-martian-rocket-biofuel-mars

元論文

Designing the bioproduction of Martian rocket propellant via a biotechnology-enabled in situ resource utilization strategy
https://www.nature.com/articles/s41467-021-26393-7