動画サイトの視聴で広がる集団疾患、世界の若年層で報告相次ぐ

<ネット上の動画を再生した一部の若者たちが、昨年から身体の不規則な動きや意図しない奇声などに悩まされるようになった> 一部の動画を視聴した若者たちのあいだで、意思に反して突発的に顔を歪めたり汚言を吐いたりするなどの行動が見られるようになっている。昨年ごろから症例が急増し、世界各国で症例の報告が相次ぐ。トゥレット症と呼ばれる既存の症状によく似ているが、伝播のパターンと発現のメカニズムが異なることから、一部研究者たちは新たな症状だと位置付けている。 一例としてイギリスでは、ある日から14歳少女の身体が散…

「それでもルーティンは欠かせない」ハリケーン渦中の路上でワークアウトする男たち

<暴風雨のなかで腕立て伏せに腹筋、傍らには楽しそうに撮影する人々> ハリケーンは何十年、何世紀にわたってメキシコ湾岸に暮らす人々の生活に甚大な被害をもたらしてきた。 29日昼過ぎ、大型ハリケーン「アイダ」がルイジアナ州南部にカテゴリー4の非常に強力な状態で上陸。そんななか、同州最大都市ニューオーリンズの歴史地区の路上で撮影された目を疑うような映像が話題になっている。 ツイッターに投稿されたこの動画は、4人の男性が暴風雨にさらされながら腕立て伏せや腹筋を披露するというもの。傍らには楽しげな様子で彼らにスマホを向ける人々の姿も映っている。 Please don’t put yourself in harm’s way. Try to stay in a safe space if you can. The winds are strong and potentially dangerous. #HurricaneIda @KSLA Credit: Yasmin Renè pic.twitter.com/s1p2U2rCVT— Jade Myers KSLA (@theJadeMyers) August 29, 2021 ルイジアナ州、ミシシッピ州、アラバマ州の各知事はアイダの上陸に先立って非常事態宣言を出し、ルイジアナ州南東部の一部地域では強制避難命令を発出。しかし、ニューオーリンズでは市長の判断によって強制的な避難令は出されなかった。そのため、横殴りの雨の中で彼らは堂々と「日課」をこなした。 午後から夕方にかけて猛烈な風がニューオーリンズを襲い、市内の広い範囲が停電に見舞われた。州内で最も人口の多い地域を通過したため、その影響は100万人以上の住民に及んでいる。 ニューオーリンズは2005年、ハリケーン「カトリーナ」の高潮によって堤防が決壊し、市内の大部分が冠水。壊滅的な被害を受けた。それ以降、同じ規模の嵐を経験しておらず、住民の間には不安が広がっていた。 彼らの行為が軽率な印象を与えたのは言うまでもない。 ===== Please don’t put yourself in harm’s way. Try to stay in a safe space if you can. The winds are strong and potentially dangerous. #HurricaneIda @KSLA Credit: Yasmin Renè pic.twitter.com/s1p2U2rCVT— Jade Myers KSLA (@theJadeMyers) August 29, 2021 ■台風の高波を背景にセルフィする男性も NOT RECOMMENDED: No time for a selfie; this was in south Louisiana ► https://t.co/5Qu3VV9XJp pic.twitter.com/AOjQPOC6i0— KSLA News 12 (@KSLA) August 30, 2021 ===== LAFOURCE PARISH: Part of the roof of Lady of the Sea General Hospital, in Galliano, blew off. @BrennanMatherne told me @LafourcheSO is hearing reports of some broken power poles, roof damage, some structure damage. @wdsu #HurricaneIda pic.twitter.com/iXMmURLNH2— Christina Watkins (@CWatkinsWDSU) August 29, 2021

ビーチでヨガ中にイグアナに噛まれた女性の絶叫動画がバズる

<ありったけの悪態にイグアナもびっくり> ビーチでヨガをする自身の姿を撮影していた女性が、近くにいたイグアナに指を噛まれる珍事件が発生した。この映像を載せた投稿がツイッターで話題となり、(23日17時の時点で)約350万回再生され、20万近くの「いいね」を集めている。 I get bite from an iguana today it was bleeding pic.twitter.com/If2DaUztHf— Da Iguana Gal (@bahamahoopyogi) Aug…

「あの客室乗務員は誰?」地上828メートル、世界の頂点でほほ笑む女性

<合成も特殊効果も一切なし。エミレーツ航空の話題CM、その舞台裏とは> 828メートルある世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」の頂に女性客室乗務員が立った。それもグリーンバックを使った合成や特殊効果ではない。 30秒のCMは青空の下、エミレーツ航空の制服を着た女性がプラカードを掲げたシーンから始まる。次々とめくられるプラカードにはこうある。 「UAEがイギリスのアンバーリスト国になったので、私たちは世界の頂上にいるような気分です」 このCMは、コロナ規制が緩和されたイギリスからの観光客誘致を目的に制…

至近距離に絶滅危惧種の巨大サメ、摂餌シーン撮影の裏側

<ジンベイザメに次いで2番目に大きいウバザメは、夏から初秋にかけて海岸付近で見られることも> スコットランドの野生動物保護隊員が、月曜日に絶滅危惧種のウバザメと珍しい出会いを果たした。 ナショナル・トラスト・フォー・スコットランド(NTS)が公開したビデオには、巨大な口を開けたり閉めたりしながら動物プランクトンを食べるウバザメの姿が納まっている。 この映像はツイッターとフェイスブックに投稿され、あわせて3000回以上再生されている。 Our St Kilda rangers get very clo…

移動を邪魔して怒りを買った男性が、野生ゾウに踏まれる決定的瞬間

<ネット上では、ゾウを刺激した群衆に非があるとの意見が多数派> 先月25日、インド北東部のアッサム州で男性がゾウに踏まれて死亡するという事件が発生した。 この事件の決定的瞬間を捉えた動画がソーシャルメディア上で広く拡散された。多くのコメントが、ゾウの群れを刺激した群衆に非があると指摘している。 地元紙アッサム・トリビューンによると、この事件はモロンギ茶園で起こった。インド森林局の職員であるパルビーン・カスワンは、「1人の人間が命を落とした。誰を責めたらいいのだろう」というコメントとともに映像をツイー…

「お尻がキラキラ光るクモ」ではなく、無数の赤ちゃんグモだった

<うっとりしてる場合ではない?> 家の中で珍しいクモを見つけた男性が興奮気味に実況した動画がTikTok上で話題になっている。 投稿主のBamshkiは、珍しいクモを見つけた多くの人が普通そうするように退治してしまうのではなく、撮影を始めた。さまざまな角度から大きな暗色のクモを捉えている。カメラを回す男性は興奮気味に女性を呼び寄せる。 「これはすごい。君も見るべきだ。ほら、見て! キラキラしてるよ」 次のシーンに切り替わると、クモは別の場所に移動している。そして、そのクモはもう1匹ではなかった。男性…

パリ五輪ロゴの出会い系アプリ激似説がネットで再燃

<このロゴについて「左スワイプ」とのコメントも…> 2024年にパリで開催されるオリンピックの公式ロゴが、出会い系アプリからアメリカの人気ドラマ『フレンズ』のレイチェルまで、あらゆるものに似ているとネット上で嘲笑されている。 このロゴは2019年には発表されていたが、東京五輪の開催に伴って再び関心が高まっているようだ。 La médaille, la flamme, Marianne.Voici le nouveau visage des Jeux Olympiques et Paralympi…

米病院で開会した「もう一つのオリンピック」と、小さな金メダリストたち

<「彼らはこの瞬間のために9カ月間トレーニングしてきた」という> 東京で開催中のオリンピックは意外な場所で盛り上がりを見せている。 米ミズーリ州カンザスシティにある統合医療施設セント・ルークス・ヘルスシステムズの看護師たちが、「小さなアスリート」たちのためにユニフォームを編んだ。 インスタグラムに投稿された映像には、アメリカ代表をイメージした衣装を身にまとった新生児たちの姿が納まっている。テニスラケットやバスケットボール、ウエイトリフティングのバーベルを模した編み物が枕元に置かれ、さまざまなスポーツ…

競泳界の「鉄の女」が水の上を歩く奇跡の一枚

<あまりにも印象的な写真について、「新しい趣味」だと言う> 東京オリンピック開幕直前、最終調整に臨んだハンガリー代表の水泳選手カティンカ・ホッスーが「水の上を歩く」自身の姿をソーシャルメディアに投稿し、ネット上で話題となった。 32歳にして5度目のオリンピック出場となるホッスーは、女子競泳界で最も優れた選手の一人だ。個人メドレーをはじめ、多種目で結果を出してきたことから「鉄の女」の異名で広く知られている。2016年のリオ五輪では、200メートルと400メートルの個人メドレー、さらに100メートル背泳…