「アホロートル」という生物をご存知でしょうか?
アホロートル (Axolotl)とは、アステカ文明で使われたナワトル語の「水」と「犬」を組み合わせたもの。
メキシコ原産の両生類の仲間で、一般には、メキシコサンショウウオ(学名:Ambystoma mexicanum)の名で通っています。
メキシコサンショウウオ、つまり、ウーパールーパーのことです。
ここでは「アホロートル」と呼ぶことにしますが、彼らには稀に、水生から陸生に変態する現象が起きます。
アホロートルは元々、水中で一生を過ごす生物だったのですが、ある出来事がきっかけで「変態」の能力を獲得してしまったのです。
そこで今回は、ペットとしても人気なアホロートルについて、変態を手に入れるに至った裏話も含め、紹介していきます。
目次 死ぬまで「幼い姿」のままなぜ「変態能力」を手に入れてしまったのか 死ぬまで「幼い姿」のまま 野生のアホロートルは、メキシコの首都メキシコシティ…
参考文献
Aquatic Axolotls Can Spontaneously Turn Into Air-Breathing Axolotl Morphs
https://www.iflscience.com/plants-and-animals/aquatic-axolotls-can-spontaneously-turn-into-airbreathing-axolotl-morphs/