WHO=世界保健機関が、南アフリカで確認された変異ウイルスを「懸念される変異株」に指定したことを受けて、アフリカ南部からの渡航を制限する動きが世界的に広がっています。 WHO=世界保健機関は26日、専門家などによる緊急の会合を開き、南アフリカで確認された新たな変異ウイルスを「懸念される変異株」に指定し、呼…
室月淳Jun Murotsuki@「出生前診断と選択的中絶のケア」発売 on Twitter: “福島の妊婦さんの産んだ子どもには原発事故の影響はまったくなかった,という事実を苦労して調査し結論づけたとき,某新聞の編集から「影響があったというなら別だが,なかったという事実にニュースバリューはない」と記事を断られたことがありました.村中先生のノートを読みそのことを思いだしました”
福島の妊婦さんの産んだ子どもには原発事故の影響はまったくなかった,という事実を苦労して調査し結論づけたとき,某新聞の編集から「影響があったというなら別だが,なかったという事実にニュースバリューはない」と記事を断られたことがありました.村中先生のノートを読みそのことを思いだしました
朝に3分「目を赤い光でワイヤレス充電」すると視力が回復する
老眼だけでなく目の奥にある網膜も40才を超えたあたりから急激に老化していきます。
老眼が近くのものにピントが合わなくなる筋肉の衰えだとすれば、網膜の老化は微妙な色彩の違いがわからなくなる、感度の低下として現れてきます。
そして残念なことに、老眼用の目薬とをさしても網膜の感度は治りません。
ですが今回、ユニヴァーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究者による実験の結果、週に1回、朝3分、LEDの赤い光を見るだけで、年齢による網膜感度の低下を大きく改善できることが判明しました。
基本原理はミトコンドリアの可視光によるワイヤレス充電です。
研究内容の詳細は11月24日に『Scientific Reports』で公開されました。
目次 赤い光を朝に3分目に当てるだけで1週間視力がアップすると判明!ミトコンドリアは光合成できないが内部分子が高エネルギーになる 赤い光を朝に3分目…
参考文献
Significantly Improve Declining Eyesight in Just 3 Minutes a Week
https://scitechdaily.com/significantly-improve-declining-eyesight-in-just-3-minutes-a-week/
元論文
Weeklong improved colour contrasts sensitivity after single 670 nm exposures associated with enhanced mitochondrial function
https://www.nature.com/articles/s41598-021-02311-1
ネイティブ・アメリカンの薬草に「鎮痛・下痢止め」の効果を持つ分子が本当にあった
カリフォルニア大学アーバイン校(UCI・米)の研究により、ネイティブ・アメリカンが薬草として使ってきた植物に、鎮痛作用と下痢止めの効果を持つ分子が発見されました。
UCI医学部・生理学教授のジェフリー・アボット(Geoffrey Abbott)氏は「これは、ネイティブ・アメリカンの薬に関する深い知恵に新たな焦点を当てるもの」と述べています。
また、発見された分子は、中毒性のない安全な治療薬の開発に応用できるとのことです。
研究は、11月11日付けで学術誌『Frontiers in Physiology』に掲載されています。
目次 ネイティブ・アメリカンが重宝した「8種の薬草」植物エキスに「鎮痛」と「下痢止め」の作用を発見 ネイティブ・アメリカンが重宝した「8種の薬草」 …
参考文献
Medicinal plant extract used by Native Americans can treat both pain and diarrhea
https://www.zmescience.com/science/news-science/medicinal-plant-extract-used-by-native-americans-can-treat-both-pain-and-diarrhea/
元論文
KCNQ and KCNE Isoform-Dependent Pharmacology Rationalizes Native American Dual Use of Specific Plants as Both Analgesics and Gastrointestinal Therapeutics
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fphys.2021.777057/full
突然の痙攣に倒れた男性、原因は「20年前に感染したサナダムシ⁈」
先日、ボストン在住の男性(38歳、身元は非公開)が、夜中に突然の発作を起こして、せん妄状態に陥り、救急搬送されました。
男性の妻によると、午前4時頃にベッドから落ちて、痙攣を引き起こし、意味不明な言葉を発し始めたという。
搬送先の病院で検査した結果、男性の脳は、数年前からサナダムシの幼虫に侵されていたことが判明しました。
男性に基礎疾患はなく、前日まで健康状態に何の問題なかったとのことです。
症例報告は、11月11日付けで学術誌『The New England Journal of Medicine』に掲載されています。
目次 サナダムシの感染による「神経嚢虫症」とは サナダムシの感染による「神経嚢虫症」とは 搬送後、MRIとCTで男性の脳をスキャンしたところ、3カ所…
参考文献
Dead tapeworm in man’s brain caused him to speak ‘gibberish’ and have seizures
https://www.livescience.com/dead-brain-tapeworm-twenty-year-infection
元論文
Case 34-2021: A 38-Year-Old Man with Altered Mental Status and New Onset of Seizures
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMcpc2027080
「尿や血液一滴で癌が分かる検査」を闇雲に受けないほうがいい理由|Wellness|note
こんにちは、Wellnessドクターチームです。 先日、敏腕経営者である光本さんのTweetが話題になっていました。 近年、「尿やわずかな量の血液によって癌を早期発見できる」と謳う検査(いわゆるリキッドバイオプシー検査※)が多数出現し、多くの人々の期待を膨らませています。しかしこれらの検査を健康な人が予防のため…
WHO says it is “challenging if not impossible” to document gaming disorder
WHO says it is “challenging if not impossible” to document gaming disorder The World Health Organisation has avoided requests to provide further sources, and has recently removed an FAQ page on gaming disorder from its website The World Health Organisation (WHO) is seemingly unwilling or unable t…
ここ20年で抗生物質の消費量は「46%増加」していた
オックスフォード大学(University of Oxford・英)を中心とした大規模プロジェクト「GRAM(Global Research on Antimicrobial Resistance、抗菌耐性に関するグローバルリサーチ)」にて、204の国と地域を対象とした抗生物質の消費量の変化を調査。
その結果、2000年から2018年にかけて、抗生物質の消費率が46%も増加していることが判明しました。
これは、抗生物質の消費変化を縦断的に調べた初の調査です。
研究は、11月11日付けで学術誌『Lancet Planetary Health』に掲載されています。
目次 抗生物質と、その危険性について低・中所得国では76%も増加 抗生物質と、その危険性について 抗生物質とは、細菌を代表とする微生物の成長・増殖を…
参考文献
Global antibiotic consumption rates have increased by 46 percent since 2000
https://medicalxpress.com/news/2021-11-global-antibiotic-consumption-percent.html
元論文
Global antibiotic consumption and usage in humans, 2000–18: a spatial modelling study
https://www.thelancet.com/journals/lanplh/article/PIIS2542-5196(21)00280-1/fulltext
アンドリュー・シュビルスキーがWHOにゲーム障害の根拠を問い合わせたところ、根拠を示すことができなかった上に、ゲーム障害の解説ページを削除する事態に陥る – 井出草平の研究ノート
ゲームメディアNMEの記事。 www.nme.com ゲーム障害の導入に慎重な立場のアンドリュー・シュビルスキーが、ゲーム障害がICD-11に採用されたのはなぜか? それほどエビデンスが積み重なっていたわけではないのに、どういう過程で採用されたのか? 自分が知らないだけで実はエビデンスがあるのか? とTwitter上で、先月…
小児科医が診察の終わりに「バイバイ」とするのは単純に子どもたちが可愛いからしているだけではないという話『可愛いからじゃないのか』『可愛いが9割』
う っ ち ー 🐍 @ped_uwabami 小児科医が診察の終わりに「バイバイ」とするのは単純に子どもたちが可愛いからしているだけではなく、年齢相当の認識能力の確認や視線が合うか、応答する元気があるかも実は確認しているのです。 2021-11-17 22:11:35