野生生物のデジタルアイデンティと「異種間通貨」が地球の生物多様性を守る

少なくとも人間以外の生物にとって、今後10年間は有史以来、最も絶滅の進む期間となる。その再生のため、動物や木やその他の野生生物が「自らの存在を代替する手段」として異種間通貨をもつ未来はどうだろう? 生物種のデジタルツインからフィンテックまで、生物多様性を維持するインセンティヴ・システムを構築するためのテクノロジーはもう整っている。マルチスピーシーズの持続的な存続に根差したコモンズの繁栄を探る提言。

Should we care about the lives of our kids’ kids’ kids’ kids’…

We live during a time of live, real-time culture. Telecasts, spontaneous tweetstorms, on-the-scene streams, rapid-response analysis, war rooms, Clubhouses, vlogging. We have to interact with the here and now, feel that frisson of action. It’s a compulsion: we’re enraptured by the dangers that are terrorizing whole segments of the planet. Just this past month, we […]

An actor, two big bees and a lot of experts: a week spent tackling the planet’s problems

World’s largest conservation summit since Covid-19 brought 4,000 people to Marseille to showcase issues and solutions from coral reefs to land protection At times in Marseille’s early autumn sun, pre-pandemic life felt tantalisingly close at the world’…

ふたりの探検家が見た、地球上のどこよりも早く温暖化が進む極地

「世界種子貯蔵庫」でも有名なノルウェーのスヴァールバル諸島は、いまや気候大変動が生態系を急速に書き換えるその最前線にある。極地で越冬した初の女性チームとなったストロムとソルビーのふたりの探検家がここでプロジェクトを立ち上げたのは、単に極地に歴史を刻むためではなく、人類が思い切った変化を起こさない限り極地の歴史はいずれなくなると警告するためだ。過酷な極地での「市民科学」の実践と探検の記録。

TikTokの若きエコクリエイターとアフガニスタンの少女:SZ Newsletter VOL.99[CLIMATE CRISIS]

9.11から20年の節目となるいま、世界の富裕国とそれ以外との非対称性は、環境危機というグローバルアジェンダを両側から挟むようにして改めて鮮烈に浮かび上がっている。TikTokで活躍する若きエコクリエイターたちの動画と、アフガニスタンの少女の姿は、今後世界のどこかで重なることが果たしてあるのだろうか? 今週のSZメンバーシップのテーマ「CLIMATE CRISIS」を考える編集長からのニュースレター。

人間サイズの折り紙で緊急時シェルターを再定義する科学者たち【動画あり】

創意に富む現代の建築家にとって、折り紙は鶴を折るためのものというより、有用な構造物を小さなスペースに収めるためのものだ。ハーヴァード大学で開発が進むテント型シェルターは、平らな状態ではツインベッドのマットレスほどの大きさだが、それを膨らませると壁が展開し、屋根が所定の形に素早く収まる。余分なエネルギーを最小限に抑えるこの折り紙型のテントは、再利用や移動が可能な緊急シェルターとして期待されている。