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人類が棲み着いて250年しか経っていないセーシェル諸島には、その歴史を記録した大橋申廣という日本人写真師が活動していた。京都府立大学准教授の松田法子による連載『人と地球の共構築に向けて:汀のトラヴェローグ』第2回では、そんな大橋の軌跡をたどり、セーシェルという地の成り立ちから神話の類型までを横断しながら、土地と人の歴史をひも解いていく。