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先鋭的な表現手法で世界に批評的な視点をもたらす「現代美術」。その表現の深層には、必ずや人類学的、民俗学的な文脈が流れている。気鋭の民俗学者・畑中章宏が現代美術を読み解く不定期連載第6回は、シンガポール出身のアーティスト、ホー・ツーニェンによる、妖怪を主題とした「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」展。近代美術の合理主義のなかで隠蔽されてきた妖怪の復権と新たなる創造がいかなる意味をもつのか。展覧会とその周辺から「考古学的」に探索する。