150年以上の時を超えて果たされた「妖怪」の復権と創造:現代美術のアルケオロジー第6回「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」展

先鋭的な表現手法で世界に批評的な視点をもたらす「現代美術」。その表現の深層には、必ずや人類学的、民俗学的な文脈が流れている。気鋭の民俗学者・畑中章宏が現代美術を読み解く不定期連載第6回は、シンガポール出身のアーティスト、ホー・ツーニェンによる、妖怪を主題とした「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」展。近代美術の合理主義のなかで隠蔽されてきた妖怪の復権と新たなる創造がいかなる意味をもつのか。展覧会とその周辺から「考古学的」に探索する。

肛門亭そよ風 on Twitter: “「チョコレートは甘くて美味しい」と「カカオ畑には人身売買されて奴隷のように働かされている児童たちがいる」を切り離せてしまう人が、「遊郭は煌びやかだった」と「遊郭では望まぬ労働に従事している人が多くいた」を切り離せない理由、「チョコレートは私も食べるから」だけでしょう。”

「チョコレートは甘くて美味しい」と「カカオ畑には人身売買されて奴隷のように働かされている児童たちがいる」を切り離せてしまう人が、「遊郭は煌びやかだった」と「遊郭では望まぬ労働に従事している人が多くいた」を切り離せない理由、「チョコレートは私も食べるから」だけでしょう。

(悲報)”広島県 軍艦利根資料館”配架していた書籍が持ち出されたまま返却がないため閉館に→悲しみの声相次ぐ

軍艦利根資料館 @tone_museum 重巡洋艦「利根」が最後を迎えた能美島にある軍艦利根資料館。 保存活動や資料館周辺での出来事を呟きます。 アイコンは黛艦長の双眼鏡。開館時間8時~18時【お問い合わせ:DMまたはtone_museum@outlook.jpまで】 軍艦利根資料館 @tone_museum 館内に配架しております書籍を、持ち出された…

6つの美術館が連携して実現した「富野由悠季の世界」展の道のりを、学芸員・山口洋三が振り返る【アニメ業界ウォッチング第84回】 – アキバ総研

富野由悠季監督のアニメ作品を、テーマごとに深く掘り下げた展覧会「富野由悠季の世界」が、現在、北海道立近代美術館で開催中だ(2022年1月23日まで)。 2019年6月に福岡市美術館からスタート、兵庫県、島根県、静岡県、富山県、青森県と6つの美術館を巡回してきた「富野由悠季の世界」は、さらに新潟県と北海道を加え…

尾張徳川家伝来の文化財を守り、未来につなぐためご支援を|徳川美術館 – クラウドファンディング READYFOR

徳川美術館 ー 尾張徳川家伝来の文化財を未来へつなぐ ー 徳川美術館は、尾張徳川家に伝えられた重宝、いわゆる「大名道具」を収蔵する私立の美術館として、昭和10年(1935)愛知県名古屋市に開館しました。 尾張徳川家は徳川家康の9男・義直(よしなお)を初代とします。そのため、当館の収蔵品は義直が受け継いだ家康…

ローカルに出現した「衣」と「身」の変容:現代美術のアルケオロジー 第5回 「ファッション イン ジャパン 1945-2020―流行と社会」

先鋭的な表現手法で世界に批評的な視点をもたらす「現代美術」。その表現の深層には、必ずや人類学的、民俗学的な文脈が流れている。気鋭の民俗学者・畑中章宏が現代美術を読み解く不定期連載第5回は、国立新美術館で開催されている「ファッション イン ジャパン 1945-2020―流行と社会」。日本人が身に着けてきたものの流行風俗や社会との関係を膨大な資料とともに詳解する展覧会とその周辺から、「衣」と「身」の変容を「考古学的」に探索する。