実は住みやすい東北の諸都市(「東北再興」への寄稿原稿)~私的東北論その145

 7月16日発行の「東北再興」第110号では、気温から見た東北の「住みやすさ」について紹介した。仙台が「住みやすい」と言われる理由の一つが、「年間の真夏日と真冬日の合計が全国の県庁所在地の中で1番少ない」、すなわち「暑からず寒からず」というものである。 実際に…

八幡平の「ドラゴンアイ」、各地の「ドラゴンアイ」(「東北再興」紙への寄稿原稿)~私的東北論その144

 6月16日発行の「東北再興」第109号では、八幡平の「ドラゴンアイ」について書いた。八幡平の山頂近くにある鏡沼の雪解けがこの名で呼ばれるようになったのはここ数年のことであるが、その名の由来については、その巨大な目玉のようにも見える様を、台湾から来た観光客が龍…

それぞれの地域の拠点施設を巡ってみて(「東北再興」紙への寄稿原稿)~私的東北論その143

 5月16日に発行された「東北再興」第108号では、私が最近足を運んだ施設について取り上げてみた。何のことはない、GW中に遠くに行けないので近くをウロウロしていただけのことである。ただ、それぞれの施設にそれぞれの個性があるのが垣間見えて興味深かった。 以下がその…

新・東北でビールをテイクアウトできる飲食店(※12/2更新)~東北で地ビールが飲める店 番外編その42

新型コロナ禍による飲食店の苦境に対して、国税庁が「料飲店等期限付酒類小売業免許」を付与して、酒類のテイクアウトを可能にした件についてはこちらで紹介した。今年3月まで延長された「期限」は、4月以降は残念ながら再延長はされずそのまま終了となった。国税庁は、「…

新・東北でビールをテイクアウトできる飲食店(※9/17更新)~東北で地ビールが飲める店 番外編その42

新型コロナ禍による飲食店の苦境に対して、国税庁が「料飲店等期限付酒類小売業免許」を付与して、酒類のテイクアウトを可能にした件についてはこちらで紹介した。今年3月まで延長された「期限」は、4月以降は残念ながら再延長はされずそのまま終了となった。国税庁は、「…

仙台(のちょっと南寄り)の汁なし麺~仙台散歩その55

仙台の街中の南の方、仙台市地下鉄で言うと、南北線の五橋駅から河原町駅の辺りはけっこうラーメン店が多い。それも、汁なし麺が美味しいお店が多いように思う。実のところ、以前はスープのないラーメンなんてって思っていたのだが、これらのお店で食べてからと言うもの、こ…

仙台のライバルは福岡?(「東北再興」紙への寄稿原稿)~私的東北論その142

 4月16日に発行された「東北再興」第107号では、2月19日の仙台市議会定例会で質疑応答があった福岡とのライバル関係(?)について取り上げた。ライバルと言っても、それはこちらから見た話で、少なくとも福岡は仙台のことをライバルと見てはいないようであるが…。 ちな…

10年目の3.11に寄せて(「ブナの森新聞」への寄稿原稿)~私的東北論その141

 実は昨年から、「ブナの森新聞」で連載を受け持っている。山形市にあるブナの森調剤薬局の鈴木康久さんが手掛けている年4回発行の無料配布の新聞である。 医療に関するその時々の話題や薬に関する知識について分かりやすく伝えるとともに、様々な書き手が様々な話題で記…

新型コロナ禍におけるイベント開催様式の検討(「東北再興」紙への寄稿原稿)~私的東北論その140

 2月16日に発行された「東北再興」第105号では、新型コロナ禍におけるイベント開催について、「富岳」のシミュレーション結果などに基づいて考えてみた。変異ウイルスの広がりが話題になっているが、対策としてはこれまでと変わらない。大きく言えば、①飛沫感染を防ぐ(距…