【掲載日】2021年12月27日 海外での業務やコンサルティング業務に興味はあるものの、転職にハードルを感じている人は少なくありません。しかし、たとえ経験がなくとも、自身の経験や知識を活かすことで、その力を発揮できる場は…
日本とアフリカにおけるビジネス活動を促進する「第2回日アフリカ官民経済フォーラム」開催報告
2021年12月7日から9日までの3日間「第2回日アフリカ官民経済フォーラム」が開催されました。経済産業省、ケニア政府、日本貿易振興機構(JETRO)の共同開催による同フォーラムは、日本とアメリカ双方の官民ハイレベルが集…
災害現場で被災者を捜索する「レスキューラット」が登場!
レスキューアニマルといえば、オレンジ色のベストを着たイヌを思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、タンザニアに本拠を置く企業・APOPOは、まったく別の動物を想定しています。
ずばり、ネズミです。
APOPOのドナ・キーン(Donna Kean)氏とチームは、過去20年の間、アフリカオニネズミ(African giant pouched rat)という好奇心旺盛な種を訓練して、結核や地雷の探知に取り組んできました。
そして今、彼らは災害現場での捜索と救助に特化したネズミの訓練に取り組み始めています。
これを受け、サイエンス(Science)は、キーン氏にインタビューを行い、レスキューラット(RescueRats)と称される、この新しいプロジェクトについて話を聞きました。
以下の回答は、すべてキーン氏の発言です。
目次 災害現場で被災者を捜索する「レスキューラット」が登場! 災害現場で被災者を捜索する「レスキューラット」が登場! Q:なぜイヌではなくネズミなの…
参考文献
Forget dogs: These rats could be the future of search and rescue
https://www.science.org/content/article/forget-dogs-these-rats-could-be-future-search-and-rescue
鳥の足をもつ奇妙な航空機を開発中 「まるで生き物」
アフリカのスタートアップ企業「Phractyl」が、トリのような足をもつ奇妙な航空機を発表しました。
イメージ映像では、まるで生きているかのように機体を傾けた様子が映し出されています。
Phractyl社によると、「機体を傾けてプロペラを上向きにし、ヘリコプターのようにほぼ垂直な離着陸が可能」とのこと。
これまでの航空機のイメージとは一線を画す斬新なデザインに関心が集まっています。
目次 体を傾けて離陸する鳥のような個人航空機 体を傾けて離陸する鳥のような個人航空機 アフリカでは地上の交通インフラが完全に整っていません。 そのた…
参考文献
It’s a bird… and a plane? Africa’s own bizarre “NVTOL” birdoplane
https://newatlas.com/aircraft/phractyl-macrobat-nvtol-africa/
タンザニアをはじめアフリカ各国が注目! 医療課題を解決する「E-Health」とは?
現在、急激に人口が増加しているアフリカ。国連の世界人口推計によると、サハラ以南のアフリカの人口は、2050年までに倍増すると言われています。人口増加によって経済成長や市場の拡大が期待される一方、いまだ多くの課題があるのも…
「オミクロン株」世界で渡航制限の動き 製薬会社も対応進める | NHKニュース
WHO=世界保健機関が、南アフリカで確認された変異ウイルスを「懸念される変異株」に指定したことを受けて、アフリカ南部からの渡航を制限する動きが世界的に広がっています。 WHO=世界保健機関は26日、専門家などによる緊急の会合を開き、南アフリカで確認された新たな変異ウイルスを「懸念される変異株」に指定し、呼…
マンモスの絶滅により「草原火災」が急増していた
5万年前から6000年前にかけて、マンモスやジャイアントバイソン、古代馬など、大型の草食動物たちが姿を消しました。
エール大学(Yale University・米)の研究チームはこのほど、これらの草食種が失われたことによる生態系への影響を調査。
その結果、草を食む動物の絶滅により、草原における自然火災が劇的に増加していたことが判明しました。
研究は、11月26日付けで学術誌『Science』に掲載されています。
目次 絶滅率が高い地ほど、草原火災が急増 絶滅率が高い地ほど、草原火災が急増 エール大の研究チームは、ユタ自然史博物館(Utah Natural H…
参考文献
Extinction of Ancient Grazers Triggered a Global Rise in Fires
https://scitechdaily.com/extinction-of-ancient-grazers-triggered-a-global-rise-in-fires/
元論文
Global response of fire activity to late Quaternary grazer extinctions
https://www.science.org/doi/10.1126/science.abj1580
海底ケーブル「2Africa」がアジアまで延長し三大陸を連結――総距離は世界最長の4万5000km以上に
米Meta(旧Facebook)は、2021年9月28日、ヨーロッパ、アフリカ、中東を結ぶ海底ケーブル「2Africa」をインドまで延長し、世界最長の海底ケーブルを敷設する計画を明らかにした。海底ケーブルシステムの総延長 […]
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巨大IT企業が次々に巨額投資! ハードルが下がる「アフリカ進出」
2021年10月、GoogleおよびAlphabetのCEOサンダー・ピチャイ氏が、アフリカに10億ドル(約1140億円※)を投資することを発表しました。自身を「テクノロジー・オプティミスト」と称するピチャイ氏は「テクノロジーがアフリカの未来を大きく変革できる」という力強いメッセージを発しており、Google for Africaでアフリカ投資に向けた施策を数多く展開しています。
25万年前に絶滅した小型ヒト属の「こぶしサイズの頭蓋骨」を発見
南アフリカにある遺跡で、約25万年前の絶滅したヒト属の頭蓋骨が発見されました。
「ホモ・ナレディ(Homo naledi)」という非常に小柄なヒト属のもので、大きさは握り拳ほどしかありません。
子どもの頭蓋骨と推定されており、岩壁の間に安置されるように置いてあったとのこと。
ここから、ヒト属における埋葬文化が、従来考えられていたより、ずっと前から存在していたことが示唆されています。
研究は、11月4日付けで学術誌『PaleoAnthropology』に掲載されました。
目次 大人でも身長150cmの「ホモ・ナレディ」とは? 大人でも身長150cmの「ホモ・ナレディ」とは? ホモ・ナレディの化石が初めて見つかったのは…
参考文献
Child fossil find in South Africa sheds light on enigmatic hominids
https://phys.org/news/2021-11-child-fossil-south-africa-enigmatic.html
A child’s partial skull adds to the mystery of how Homo naledi treated the dead
https://www.sciencenews.org/article/homo-naledi-child-skull-hominid-cave-discovery
元論文
Immature Hominin Craniodental Remains From a New Locality in the Rising Star Cave System, South Africa
https://paleoanthropology.org/ojs/index.php/paleo/article/view/64