防衛装備庁が行う「空戦AIチャレンジ」とは? – 軍事とIT(435)

ことに新聞業界では、新年になると「今年は○○の年になる」のような将来予測モノの記事を載せることがある。ただ、本連載は基本的に技術解説を旨としているので、予測モノの話はそぐわない。とはいえ、年明けぐらいはちょっと夢のありそうなことを書いてみてもよいのではないかと考えた。そこで、Twitterで話を聞きつけた…

古代ギリシアで作られた人類初の飛行ロボ「空飛ぶハト」

史上初の自走式飛行ロボ「空飛ぶハト」のイメージ図
Credit: ancient-origins – The Steam-Powered Pigeon of Archytas – The Flying Machine of Antiquity(2021)

全ての画像を見る

アルキタス(紀元前428〜紀元前347年)は、古代ギリシアの哲学者、数学者として知られます。

マグナグラシアのターラント(現在の南イタリア)で生まれた彼は、幼少の頃、ピタゴラス教団の一員で、数学者であったフィロラオスの教えを受けました。

やがて彼自身もピタゴラス派となり、数学を絶対視するように。

算術のみが満足のいく証明の根拠となり、それは幾何学では達成できないと考えました。

数学的な原理を機械学(力学)に応用した最初の人物はアルキタスだったと言われています。

彼はそれを証明するためにある発明をしました。

それが、史上初の自走式飛行装置「空飛ぶハト(Flying Pigeon)」です。

目次 「数学で全ては説明できる」 「数学で全ては説明できる」 アルキタスにとって、すべては数学を中心に展開し、数学によって説明できるという。 また、…

全ての画像を見る

参考文献

The Steam-Powered Pigeon of Archytas – The Flying Machine of Antiquity
https://www.ancient-origins.net/history-famous-people/steam-powered-pigeon-002179

UFOみたいな「円盤型」電気飛行機が開発中

円盤型eVTOL「ZERO」 プロペラ収納時
Credit:ZEVA

全ての画像を見る

世界人口の増加に伴い、地上の交通インフラ整備はますます困難になっています。

こうした問題に対処するため、アメリカ・ワシントンを拠点とする航空宇宙企業「ZEVA」は、新たな移動手段を生み出そうと考えています。

個人用の円盤型eVTOL(電動垂直離着陸機)「ZERO」を開発しているのです。

まるでUFOみたいなZEROは、現在実物サイズのプロトタイプで飛行試験を行っています。

目次 UFOみたいなeVTOL「ZERO」ZEROは環境にやさしい「ゼロ・エミッション」を採用 UFOみたいなeVTOL「ZERO」 開発中のeVT…

全ての画像を見る

参考文献

ZEVA ZERO is a personal disc-shaped eVTOL that speeds at 160 mph through the air
https://www.designboom.com/technology/zeva-zero-disc-shaped-evtol-160-mph-speed-12-13-2021/

鳥の足をもつ奇妙な航空機を開発中 「まるで生き物」

トリの足をもつ奇妙な航空機
Credit:Phractyl

全ての画像を見る

アフリカのスタートアップ企業「Phractyl」が、トリのような足をもつ奇妙な航空機を発表しました。

イメージ映像では、まるで生きているかのように機体を傾けた様子が映し出されています。

Phractyl社によると、「機体を傾けてプロペラを上向きにし、ヘリコプターのようにほぼ垂直な離着陸が可能」とのこと。

これまでの航空機のイメージとは一線を画す斬新なデザインに関心が集まっています。

目次 体を傾けて離陸する鳥のような個人航空機 体を傾けて離陸する鳥のような個人航空機 アフリカでは地上の交通インフラが完全に整っていません。 そのた…

全ての画像を見る

参考文献

It’s a bird… and a plane? Africa’s own bizarre “NVTOL” birdoplane
https://newatlas.com/aircraft/phractyl-macrobat-nvtol-africa/

日本で初めて国交省が「空飛ぶクルマ」の型式証明申請を受理

有人試験機「SkyDrive SD-03」
Credit:株式会社SkyDrive

全ての画像を見る

株式会社SkyDriveは、空飛ぶクルマの開発を手掛ける日本の企業です。

2020年の夏には、有人試験機「SkyDrive SD-03」のデモフライトを成功させ、世界中から大きな注目を浴びました。

そしてこの度、同社が申請した「空飛ぶクルマ」の型式証明申請が国土交通省に受理されました

空飛ぶクルマの型式証明申請が受理されたのは日本で初めてのことであり、これから高い安全基準に基づいた審査が行われていきます。

目次 日本の空飛ぶクルマ「SkyDrive」日本初!国交省が空飛ぶクルマの型式証明申請を受理 日本の空飛ぶクルマ「SkyDrive」 空飛ぶクルマ「…

全ての画像を見る

参考文献

日本初、SkyDrive「空飛ぶクルマ」の型式証明申請が国土交通省により受理されました
https://skydrive2020.com/archives/7415
It’s Official. Japan Granted a Safety Certificate to a Flying Car, for the First Time
https://interestingengineering.com/its-official-japan-granted-a-safety-certificate-to-a-flying-car-for-the-first-time?utm_source=rss&utm_medium=article&utm_content=03112021

マスク不注意で搭乗拒否、激昂する客と石になる客室乗務員

<公共交通機関でのマスク着用が義務付けられているアメリカでは、航空機内のトラブルが頻発。激昂して罵詈雑言を撒き散らす客に対し、訓練された乗務員の態度はさすが> 昨今のアメリカではよくある話だ。9月9日に新しい新型コロナ対策を発表したジョー・バイデン大統領は、航空機のマスク着用義務をめぐって頻発する暴力沙汰に触れ「少しは敬意を払え。テレビで、自分の務めを果たす客室乗務員たちに怒りをぶつける様子をよく目にするが、間違っている。醜い」 この演説の前後、あるカップルがまた事件を起こした。フロリダ州フォートロ…