<マルチーズ、キャバリア、シーズー……。アメリカン・ケネルクラブが推薦する、飼い主への愛情あふれる小型犬たち> うれしくて仕方ない様子の愛犬にじゃれつかれるのは、人生における大いなる喜びの1つだろう。ぺろぺろなめたり尻尾を振ったり、犬はボティーランゲージで飼い主への忠誠心を表現する。 愛犬家団体アメリカン・ケネルクラブ(AKC)のジーナ・ディナード事務局長は、小型犬を飼うなら「自分たちのニーズに合った犬種を見極めるのが大切だ」と語る。 「もこもこしたかわいい子犬を見たら心をわしづかみにされる…
「彼には自分のスマホが必要だ」カメラロールで意中の相手を探すゴリラ
<ユーチューブ、ツイッター、次はTikTokでも人気者に> 私たちのDNAの約98%はゴリラと共有されている。米ケンタッキー州にあるルイビル動物園のゴリラ、ジェラーニの好奇心と一連の動作を見れば少なからず納得できるはずだ。 ガラス越しに来園者のスマホを眺めるジェラーニは、腕をわずかに動かす仕草によってカメラロールのスワイプを要求しているように見える。6月20日にTikTokに投稿されたこの動画には、(8月20日現在)170万以上の「いいね!」がついている。 @gertiemusic Wow!!!!!…
絶滅が迫るスマトラトラ、2頭の赤ちゃんがお披露目
<インドネシアのサファリパークでお披露目された2頭の赤ちゃんトラだが、絶滅の足音が近付いている> 生後2カ月のスマトラトラの2頭の赤ちゃん「イシャナ」と「アウラ」が7月末、ジャワ島のサファリパークで開かれた「国際トラの日」イベントでお披露目された。 ワシントン条約で保護されているが、現存する野生のスマトラトラはわずか400頭。絶滅の足音が近づいていると、世界自然保護基金(WWF)は警告している。…
汚物まみれのケージで見つかった23匹の瀕死の犬
<床には糞尿だけでなく、他の犬の骨まで> 米ケンタッキー州にある動物保護施設で糞尿の散乱したケージから23匹の犬が救出された。 錆びついた檻の中には他の犬の遺体まで放置されていたという。 ホプキンス郡の非営利団体ヒューメイン・ソサイエティー(HCHS)は先週日曜日に、近隣の郡の施設から犬が溢れているという連絡を受けたことをフェイスブックに公表。投稿によると、犬の状況と状態についての説明を聞いた後、支援に同意したという。 ケージの中の犬たちは、糞や尿、他の犬のものと見られる骨の上で餌を食べていた。すべ…
生きた動物や人間から毛を失敬 シジュウカラの大胆不敵な犯行
<巣作りに利用。わざわざむしり取るのには理由があるようで……> 鳥の巣をよく観察すると、材料に動物の毛が紛れ込んでいることがある。実は意図的に哺乳類の毛を使っている場合があり、こうした例は多くの鳥類の系統でみられるものだ。巣を保温する効果を持ち、とくに寒冷地においてヒナの生存率を高める効果があると考えられている。 その入手経路は完全に解明されているわけではないが、過去の研究においては環境中に落ちている抜け毛や動物の死骸から回収するという考え方が示されてきた。ところが最近、生態学の研究者がみず…
至近距離に絶滅危惧種の巨大サメ、摂餌シーン撮影の裏側
<ジンベイザメに次いで2番目に大きいウバザメは、夏から初秋にかけて海岸付近で見られることも> スコットランドの野生動物保護隊員が、月曜日に絶滅危惧種のウバザメと珍しい出会いを果たした。 ナショナル・トラスト・フォー・スコットランド(NTS)が公開したビデオには、巨大な口を開けたり閉めたりしながら動物プランクトンを食べるウバザメの姿が納まっている。 この映像はツイッターとフェイスブックに投稿され、あわせて3000回以上再生されている。 Our St Kilda rangers get very clo…
ホッキョクグマは道具を使って狩りをする イヌイットの伝承は真実だった
<北極ならではの道具を活用。18世紀から語られてきた伝承が、研究によって真実だと証明された> どう猛な性格と同時に、純白の毛皮が愛らしささえ感じさせる不思議なホッキョクグマ。そんな北極圏の主に、賢いという新たなイメージが加わることになりそうだ。最新の論文により、道具を使って狩りをするという生態が明かされた。 今回その生態に迫ったのは、カナダ・アルバータ大学の生物学研究者であるイアン・スターリング博士だ。ホッキョクグマ研究の権威である博士は、今年80歳という年齢ながら精力的に研究をこなす。博士は現地に…
ボートに殺されるアカウミガメ──「異常に多い」衝突事故の理由
<「傷はいずれも小型船舶によるものだった」という> 米東部マサチューセッツ州沖で船舶とアカウミガメの衝突が多発している。 7月だけでも、ハーウィッチ、ウェストファルマス、ポカセット、シチュエート、そしてグーズベリー島で5匹のアカウミガメの死骸が発見された。ウェルフリートベイ野生生物保護区を管理するマサチューセッツ・オーデュボン協会は、ボートに乗る人たちに水上での注意を喚起している。 「もしもあなたがボート利用者であったり、そのような人を知っていたら、ウミガメに注意するように伝えてほしい。この数週間で…
【動画】ハイイログマと超至近距離で遭遇、「完璧な対応」で全員無事!
<目と鼻の先を巨大なクマが歩き回るも、落ち着いた声で話し掛け続けたTikTok動画が話題に> 米アラスカ州を旅行中のグループが、森の中で巨大なハイイログマに至近距離で遭遇した動画が、大きな注目を集めている。 すぐ目の前をハイイログマが歩いているという恐ろしい状況だったが、グループは国立公園局の定めるガイドラインに従って完璧な対応をしたようだ。 問題の動画は、8月3日に@mrsb111が動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に投稿。動画はすぐにバズり、再生回数は驚きの1060万回(本記事の執…
移動を邪魔して怒りを買った男性が、野生ゾウに踏まれる決定的瞬間
<ネット上では、ゾウを刺激した群衆に非があるとの意見が多数派> 先月25日、インド北東部のアッサム州で男性がゾウに踏まれて死亡するという事件が発生した。 この事件の決定的瞬間を捉えた動画がソーシャルメディア上で広く拡散された。多くのコメントが、ゾウの群れを刺激した群衆に非があると指摘している。 地元紙アッサム・トリビューンによると、この事件はモロンギ茶園で起こった。インド森林局の職員であるパルビーン・カスワンは、「1人の人間が命を落とした。誰を責めたらいいのだろう」というコメントとともに映像をツイー…