大型ハリケーン「アイダ」が29日に上陸した米南部ルイジアナ州では30日、多数の家屋が倒壊、浸水したほか約100万の世帯や事業所が停電するなど被害が拡大した。確認された死者は1人だが、エドワーズ州知事は米メディアに対し、今後、死者が「相当数に上るだろう」との見方を示した。…
タリバンに出国保証要求 国連安保理が決議採択
国連安全保障理事会(15カ国)は30日、イスラム原理主義勢力タリバンが実権を掌握したアフガニスタンをめぐり、出国を希望する人々の安全な移動を保証するようタリバンに求める決議案を賛成多数で採択した。決議案は米国、英国、フランスが提出。13カ国が賛成し、中国とロシアは棄権した。…
米軍、アフガン撤収を完了 20年のアフガン戦争終結
【ワシントン=黒瀬悦成】米中央軍のマッケンジー司令官は30日、アフガニスタン駐留米軍の撤収が完了したと発表した。2001年9月11日の米中枢同時テロを契機として始まったアフガンでの「米国史上最長の戦争」は、20年の期間を経て正式に終結した。中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、アフガンの実権を掌握したイスラム原理主義勢力タリバンの報道官は米軍撤収を受け、アフガンの「完全独立」を宣言した。…
【アジアの今】ミャンマー、食糧や日常品入手にも事欠く状況…経済再生見えず国民の不満増大
国軍が実権を握ったミャンマーで、反軍運動に参加してきた国民の間で経済政策などをめぐって民主派への認識を改める動きが広がっている。2月1日のクーデター以降、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)の幹部は地下に潜って一度も姿を現さない。拘束されているスー・チー氏も実効力のあるメッセージを発しておらず、混沌(こんとん)としているためだ。食糧や日常品の入手にも事欠く経済状況に、国民のいらだちと不満は増すばかりだ。…
家族への思い、怒り、失望…米国に脱出したアフガニスタン人に祖国を聞く
【ワシントン=大内清】イスラム原理主義勢力タリバンが実権を掌握したアフガニスタンから逃れたアフガン人らが、米首都ワシントン近郊のダレス国際空港に続々と到着している。25日、手荷物だけを持って米国の地面を踏んだ人々は、祖国に残した家族・友人らへの思いや、怒り、失望、もう二度と祖国には戻れないとの覚悟などを吐露した。…
韓国の101歳哲学者、文政権の中朝傾斜を憂慮 強権主義対抗
【ソウル=桜井紀雄】韓国で「賢者」と呼ばれて尊敬される101歳の哲学者、金亨錫(キム・ヒョンソク)延世(ヨンセ)大名誉教授が産経新聞のインタビューに応じた。金教授は、中国と北朝鮮に傾倒する文在寅(ムン・ジェイン)政権への憂慮を示し、中国の強権主義に対抗する上での日本の役割に期待を示した。…
韓国「言論統制法」採決9月以降に
【ソウル=時吉達也】誤報やフェイクニュースへの罰則を強化する韓国の「メディア仲裁法」改正案について、最大野党「国民の力」は30日までに、法案が上程されれば長時間の演説で議事進行を遅らせる「フィリバスター」を行う方針を表明した。同日に予定されていた国会本会議での採決は、9月以降に延期される見通しとなった。…
タリバン融和路線に強まる疑念
【シンガポール=森浩、ワシントン=大内清】アフガニスタンでイスラム原理主義勢力タリバンがアピールする融和路線への疑念が急速に広がっている。タリバンは報道の自由を尊重すると主張するが弾圧の懸念は強まり、既に約100の民間メディアが運営を停止した。著名な音楽家がタリバンに殺害される事件も起きた。恐怖政治の足音が聞こえる中、アフガンは31日、治安維持の重しだった米軍撤収の期限を迎える。…
カブールに「安全地帯」を、英仏独で提案へ タリバンは不快感
【パリ=三井美奈】フランスのマクロン大統領は29日、仏民放テレビに出演し、アフガニスタンで人道支援を行うため、国連が管理する「安全地帯」をカブールに設置するよう求めた。英仏独の3カ国で国連安全保障理事会に提案する方針だと述べた。…