新しく報告された“カレンダーの穴”から見た、冬至の光景(仮想モデルによるアニメーション)。 Illustration courtesy Eugene Ch’ng, Eleanor Ramsey, and Vincent Gaffney スコットランド北東部のアバディーンシャーで、世界最古の太陰暦を発見したと、イギリスの考古学者チームが発表した。この“カレンダー”は12個並ん…
「源氏物語」「枕草子」舞台の建物跡 京都の発掘調査で初確認|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
平安宮内裏にあった後宮建物の登華殿(写真手前)と弘徽殿(奥)の遺構。平安文学の舞台だったことで知られる(京都市上京区)=市埋蔵文化財研究所提供 平安宮内裏にあった後宮建物の登華殿(写真手前)と弘徽殿(奥)の遺構。平安文学の舞台だったことで知られる(京都市上京区)=市埋蔵文化財研究所提供 平安文学を…
ストーンヘンジの大砂岩の一部は恐竜時代よりも古かった
<英ブライトン大学の研究チームは、CTスキャンやX線などを用いてストーンヘンジの標本を分析し、大砂岩の地質構造や化学組成について調べた…… > ストーンヘンジは、イングランド南部で約4500年前の新石器時代に建造された環状列石(ストーンサークル)で、1986年にはユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産に登録された。 円陣状に立ち並ぶ巨大な大砂岩(サルセン石)のうち「ストーン58」と名付けられた巨石には、1958年の修復プロジェクトで、直径2.5センチの穴が3つ開けられ、金属棒が埋め込まれ…
古代エジプトの水中寺院遺跡から、2100年前の軍艦を発見 海底に消えた大都市の遺物
<エジプトとフランスの合同チームが、かつて伝承上の都市ともいわれた港湾都市の遺物をまたひとつ発見した> 軍艦が発見されたのはエジプト沖合、古代エジプトの水没都市「トーニス・ヘラクレイオン」の遺跡の中心部だ。同都市は古代エジプト最大級の港湾都市であったという伝説が残されているものの、史実として存在したのかは長いあいだ謎に包まれていた。 2000年に入り、ヨーロッパ海洋考古学研究所(IEASM)の創設者であるフランク・ゴディオ博士が海中で神殿の遺跡を発見したことで、初めてその存在が立証される。場所はエジ…