歩行するロボットの進化を、仮想環境でのシミュレーションが加速する

仮想環境で大量のロボットを動作させてアルゴリズムを訓練し、それを現実世界のロボットに適用して研究開発を加速させる試みが進められている。エヌヴィディアとスイス連邦工科大学チューリッヒ校によるこの取り組みは、ロボットが新たな技能を習得するスピードを飛躍的に向上させる可能性を秘めている。

ロボットとAIを活用したオーストラリア初の完全自動化農場

オーストラリアのチャールズ・スタート大学は、ロボットとAIによって完全自動化されたオーストラリアで初めての農場「Global Digital Farm (GDF)」が誕生すると伝えた。オーストラリア南東部にあるワガワガキ […]

The post ロボットとAIを活用したオーストラリア初の完全自動化農場 first appeared on fabcross for エンジニア.

AIベンチャー、将棋対局に勝てば最終面接へ

AIベンチャーのトリプルアイズでは、人材採用試験に「将棋」を組み込むことにしたそうだ。同社創業者の福原智が「将棋が強い人は、処理の流れを矛盾なく組み立てていくプログラミングに向いている」という考えがあってのことらしい。試験時に同社の将棋部所属のアマチュア有段者の社員と対局、勝てば最終面接へと進める仕組みであるという。2023年3月卒の新卒と中途採用で募集、適性を判断した上でエンジニア職などに配置するとしている。なお創業者の福原自身がアマチュア実力者であるとのこと(ITmedia)。
すべて読む

身体まひ患者の腹部に装着するデヴァイスが、呼吸や発声を助ける日がやってくる

事故などで身体がまひした患者の発声や呼吸を、腹部を圧迫する装置によって補助する研究が韓国の大学で進められている。その最新の成果が、AIによって腹部を圧迫する強さを最適化するデヴァイスだ。首から下がまひした患者がオペラを歌えるまでに回復した事例もあり、医療機器としての承認も期待されている。

腎臓病の重症度判定が「人種」で異なる現状に一石、米医学界が新たな“計算式”を提案した理由

腎臓病患者の重症度の判定に用いられる計算式が構造的に「人種」に左右されることから、人種的なバイアスを排したという新たな算定手法を米国腎臓学会などが発表した。肌の色によって疾患の診断法や治療法が変わったり、重症度が誤って判定されたりする事態が改善されるというが、研究者の間ではその正確性に異論も出ている。