ロボットの最適な設計をアルゴリズムが考えると、驚くほど「奇妙な形状」ができあがる

ロボットの設計には、どうしても人間の先入観が入りがちだ。こうしたなかマサチューセッツ工科大学(MIT)の新しいオープンプラットフォームは、アルゴリズムにロボットを自動で設計させることにより、そのタスクに最適な形状をはじき出そうと試みている。そこから生まれた奇妙な形状の“ロボット”の数々をご覧にいれよう。

Facebookからアルゴリズムを排除したら、“世界”はどう見えてくる? 投稿を「最新順」の時系列表示に変えてわかったこと

フェイスブック元社員の内部告発により、安全より利益を優先するアルゴリズムの問題が注目されているFacebook。実はニュースフィードからアルゴリズムによる操作を排除し、「最新投稿順の表示」に変更することが可能だ。そんな“健全”なニュースフィードを試してみると、世界はいったいどのように見えてくるのか?

倫理的な質問にも回答できるAI、その実力と限界

AIに人間の倫理などの価値観を教えるプロジェクトが進められている。こうしたなか開発されたAI「Delphi」は、倫理的な質問に対する回答が人間と9割以上が一致するなど精度を高めた。一方で、学習に用いた文章の統計的パターンに従っているだけでAIが善悪について真に理解しているわけではないことから、その限界も浮かび上がってくる。

Rustで実装するmalloc – NTT Communications Engineers’ Blog

この記事は、NTT Communications Advent Calendar 2021 21日目の記事です。 はじめに こんにちは、イノベーションセンターの鈴ヶ嶺(@suzu_3_14159265)です。普段は、クラウド・ハイブリッドクラウド・エッジデバイスなどを利用したAI/MLシステムに関する業務に従事しています。本日は、Rustで動的メモリ確保(dynamic mem…

Facebookは「進化したAI」で、世界中の“危険なコンテンツ”を監視できるか

さまざまな言語で用いられているFacebookから悪質なコンテンツを排除すべく、AIを用いた新しいモデレーションのシステムを運営元のメタ・プラットフォームズが開発した。必要とするトレーニングデータが従来のシステムと比べてはるかに少ない点が特徴だが、バイアスなどの望ましくない副作用について懸念の声も上がっている。

腎臓病の重症度判定が「人種」で異なる現状に一石、米医学界が新たな“計算式”を提案した理由

腎臓病患者の重症度の判定に用いられる計算式が構造的に「人種」に左右されることから、人種的なバイアスを排したという新たな算定手法を米国腎臓学会などが発表した。肌の色によって疾患の診断法や治療法が変わったり、重症度が誤って判定されたりする事態が改善されるというが、研究者の間ではその正確性に異論も出ている。

不動産取引にも「ワンクリックで購入」の感覚を:米大手サイトがAIの進化を加速させる理由

米国の大手不動産情報サイトを運営するZillowが、住宅買い取り事業に人工知能(AI)を活用し始めた。その目的は、ネット通販の「ワンクリックで購入」の感覚を不動産市場に取り入れることにある。