新型コロナウイルスは、繰り返し発生する「エンデミック」になる。そのとき人類は、どう立ち向かうべきなのか?

新型コロナウイルスの新たな変異株である「オミクロン株」が急速に全世界に広がるなか、新型コロナウイルスが特定の地域で継続的に発生するエンデミック(風土病)の状態になる可能性が指摘されている。そもそも、何をもって「エンデミック」の状態と呼ぶのか? そしてエンデミックの状態になったとき、人類はいかにウイルスと闘い、共存していくことになるのか。

浮き彫りになる「オミクロン株」の異質さ:新型コロナウイルスと世界のいま(2021年12月)

世界が新型コロナウイルスの「オミクロン株」への対応に追われた2021年12月。その病毒性や感染力、抗原性の変化なども徐々に明らかになり、有効な対策とそうでない対策も見えてきた。最新情報と共に、この1カ月の新型コロナウイルスに関する動きを振り返る。