あるAnonymous Coward 曰く、東京オリンピック開催と重なった新型コロナ第5波について、オリンピックが直接の原因ではないとの主張が散見されるが、これに対して米タイム誌は6日「日本のコロナ対策は信頼に基づくものだったが最悪の時期にオリンピックを開催したことでそれが打ち砕かれた」という分析を掲載している(Time)。 この分析では、日本のこれまでの新型コロナ対策は、政府による規制ではなく、人々の自発的な対応を求める緩やかな対策に依存しておりそれが機能していたとみている。一方で、今回は人々に規…
コムテック製のレーダー探知機でCS放送受信を妨害。11機種約30万台を対策修理へ
総務省は5日、コムテックが製造・販売する受信設備(ZERO709LV)について調査した結果、約12.6GHzの副次的な電波を発射しており、CS放送の受信に散発的な妨害が発生があったと発表した。電波の強度に関しても電波法第29条の受信設備の条件を超過しており、基準不適合設備であるとする認定を行った。同社は該当する製造・販売の速やかな中止や利用者への使用停止の周知、そして再発防止策の検討を求めたほか、今年の8月からの1年間、毎月末の取り組み状況を報告するよう求めたとしている(総務省)。コムテックによると…
国内唯一のコメ先物取引が廃止確実に、価格変動リスクのヘッジ市場失う
農林水産省は6日、大阪堂島商品取引所(堂島商取)が申請していたコメ先物を恒久的に取引できるようにする「本上場」について認可しないことを決定した。読売新聞では、国内唯一のコメ先物取引市場は廃止されることが確実と報じている。堂島商取による本上場の申請は3回目で、今回認可が得られなければ試験上場の継続を断念する方針だったという。5日にヒアリング等も行われたが、農水省は現在でも生産業者や流通業者の取引参加者が増えていない上、今後も増える見込みがないと判断した模様(読売新聞、朝日新聞)。
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テレワークの普及で働かない社員問題が顕在化
テレワーク推奨が始まってから1年以上が経過するが、テレワークをめぐり様々な報道が出ている。監視の目がないことからほぼ仕事をせずに「サボっている」という記事やテレワークのほうが成果で証明しなければならずシビアであり、また出社した人が偉いといった企業風土が問題になる事例なども報じられている(マネー現代、マネーポストWEB)。
このほかテレワークが普及した結果、具体的な仕事内容が見えにくくなり、仕事に見合わない給料をもらう年配社員などの居場所がなくなったとの報道もある。PRESIDENT Online…
北米でリコール対象となった20ブランドの除湿器、すべて同じメーカー製
headless 曰く、台湾・New Widetech (NWT、鉅潞科技) は 4 日、北米で同社製除湿器のリコールを発表した(ニュースリリース、 リコール特設サイト、 米消費者製品安全委員会のリコール情報、 SlashGear の記事)。
リコール理由は過熱により発火の可能性があるというものだ。リコール対象製品によるインシデントが既に 107 件報告されており、およそ 1,700 万ドルの被害が出ている。人的被害は報告されていないとのこと。100 機種以上にわたるリコール対象製品はすべて他社の…
donedoneエントリープランの申込受付を再開、新規契約事務手数料の表記は消える
7月8日頃から新規受付を一時停止していたビッグローブの「donedone」のエントリープランだが、公式Twitterによれば7月29日から新規受付を再開したという。一時停止は申し込みが殺到、SIMカードの配送に時間を要していることが理由とされていたが、この問題が解決したようだ。一方でエントリープランにおける事務手数料無料クーポン関連の記載は消えている。クーポンコードはサイト上に記載があり、現在どういう扱いになっているかは不明(donedone公式Twitter)。
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亡命したベラルーシの五輪陸上選手、Google翻訳を使って日本の警察と連絡
東京オリンピック序盤となった今月1日、ベラルーシ代表のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手が、不本意な形で女子1600メートルリレー予選のメンバーに選出されたため拒否、ポーランドへの亡命を希望したことで話題となった。同選手は東京で強制的にベラルーシへの帰国便に乗せられるのを防ぐため、空港にいた警察官に「強制的に出国させられる」という助けを求める内容の文章をGoogle翻訳で表示することで意思を伝えていたそうだ。空港でWi-FiをつなぐことでGoogle翻訳を使用できるようにしていたという(Bloomb…
宝塚版「シティーハンター」、例の単語はハッスルに変更
あるAnonymous Coward 曰く、以前漫画「シティーハンター」が 宝塚で上演 されることが、ここでも話題となったが、例の単語は「ハッスル」に置き換えられた模様(Togetter)。 単語に対する状態をどのように表現されたかは不明だが「ハッスル」に相当するものだとあまり問題にはならないものになっているものと思われる。 な上演そのものは、遼役の方が「Get Wild」をうたったりとか、その他にも「STILL LOVE HER」「愛を止めないで」といった有名な曲も歌われたことも含めて好意的に受け…
塩野義ワクチン、免疫増強剤を変更して治験やり直しへ
塩野義製薬は2日、開発中のCOVID-19向け治療薬について、アジュバント(免疫増強剤)と呼ばれる添加物を変更するという。化学工業日報の記事によれば、従来のアジュバントを使用した場合、安全性や細胞性免疫による予防効果には問題がなかったものの、中和抗体価は十分上がらなかったという。このためアジュバントを変更した製剤を再開発したとしている(化学工業日報、毎日新聞)。
動物実験ではのアジュバントを変更した結果、中和抗体価が顕著に上昇したとしている。一方で製剤が変わったたことから、最初の第1・2相臨床試…
警視庁職員が運転免許データ26万人分を故意に削除、捜査資料の持ち帰りなども
警視庁で警視庁職員が26万人分の免許データを消すというトラブルが起きていたそうだ。警視庁が6日に発表したもので、報道によると所属する職員が上司のPCから運転免許管理システムに接続、不正プログラムを使用することで約26万人分の免許関連データを削除したとされている。この職員は業務ミスを上司に注意されたことがきっかけで削除に至ったとされている。データはバックアップが存在しており、2日後に復旧されたとしている。業務に支障はなかったとしている。なお、この職員は警視庁のシステムに約90回ほど不正接続を行っており…