3Dプリンタは今やなんでも印刷できる印象があり、生物学的な構造を印刷しようとする研究も増えてきています。
今回、米国ノースイースタン大学(Northeastern University)の研究チームが開発したのは、大腸菌の細胞から作った新しいタイプのバイオインクです。
このインクの新しい点は、実際に印刷される物質が生きた細胞であり、ブドウ糖液などに浸けて栄養補給すると、成長するところだといいます。
研究の詳細は、11月23日付でオープンアクセスジャーナル『Nature Communications』に掲載されています。
目次 生きている建材 生きている建材 宇宙へ人類が進出したとき、そこでの暮らしのためには生活するための建物が必要になります。 これを作り出すために、…
参考文献
WITH THIS NEW TECHNOLOGY, 3D PRINTING COMES TO LIFE … LITERALLY.
https://news.northeastern.edu/2021/11/23/3d-printing-comes-to-life/
This 3D-Printer Uses Ink Made From Microbes to Print Blobs That Are Alive
https://www.sciencealert.com/this-3d-printer-prints-things-that-are-alive
元論文
Programmable microbial ink for 3D printing of living materials produced from genetically engineered protein nanofibers
https://www.nature.com/articles/s41467-021-26791-x